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予選レポート

ハミルトンがPP奪取。マクラーレンQ3進出を果たす:スペインGP予選レポート

ルイス・ハミルトンが反撃の狼煙を上げる圧巻のアタックでPPを獲得。マックス・フェルスタッペンが輝くも、ダニエル・リカルドが意地を見せて3番手。フェラーリは振るわず。フェルナンド・アロンソはチーム念願のQ3進出を果たす。

Pole for Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W07 , 2nd for Nico Rosberg, Mercedes AMG Petronas F1 W07 and 3rd for Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12

Pole for Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W07 , 2nd for Nico Rosberg, Mercedes AMG Petronas F1 W07 and 3rd for Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12

XPB Images

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid
Pole for Lewis Hamilton, Mercedes Petronas AMG F1
Nico Rosberg, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid
2nd place for qualifying for Nico Rosberg, Mercedes AMG Petronas F1 W07
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12 sends sparks flying
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing
Max Verstappen, Red Bull Racing RB12
Max Verstappen, Red Bull Racing
Sebastian Vettel, Ferrari SF16-H
Kimi Raikkonen, Ferrari SF16-H
Fernando Alonso, McLaren MP4-31
Jenson Button, McLaren MP4-31
Felipe Massa, Williams FW38

 スペインGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンが圧巻の走りでポールポジションを獲得した。2番手には同じくメルセデスのニコ・ロズベルグ、3番手にはレッドブルのダニエル・リカルド、4番手にはマックス・フェルスタッペンが入った。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、念願のQ3進出を果たした。

マッサ、まさかのQ1脱落

 Q1では、メルセデスの2台が早々にコースインしていく。コース上が混み、アタックを邪魔されるのを避けるためと思われる。この周回で、ロズベルグが1分23秒002を記録し、ハミルトンを上回ってトップタイムを確保する。

 躍動したのはレッドブルの2台である。特に今回が加入後初レースとなるフェルスタッペンは、1回目のアタックで3番手。チームメイトのリカルド(4番手)を上回ったばかりか、フェラーリの2台をも後方に押しやった。その2台のフェラーリは、フリー走行までの勢いを失い、レッドブルにも敵わないという形となっている。

 さらに苦しんだのはウイリアムズのフェリペ・マッサで、1回目のアタックは14番手だったものの、2回目のアタックでミス。なんと18番手に沈み、Q1脱落が決まってしまったのだ。マクラーレンの2台は、難なくQ2にコマを進めている。

アロンソQ3進出。念願を果たす

 Q2でもメルセデスは最初にアタックを実施。このタイムで、難なくQ2進出を決める。キミ・ライコネンは最初のアタックでミスを犯し、タイムを計測せずにピットに戻ってしまう。

 各車が1回目のアタックを終えた時点で、トップはハミルトン、2番手はロズベルグ。その後方はフェルスタッペン→セバスチャン・ベッテル→リカルドという順。やはりレッドブルが、フェラーリと互角に立ち回っている。アロンソは8番手につけ、Q3進出が近づく。ジェンソン・バトンは14番手だ。

 残り2分半というところから、各車が2度目のアタックを開始。まずはここまでノータイムだったライコネンがベッテルを上回って4番手に上がる。バトンはアタックを終えた時点で10番手に上がるが、フォースインディアのペースが良く、2台に上回られて12番手に落ちてしまう。アロンソはなんとか10番手を死守し、念願のQ3進出を果たした。しかし、11番手のニコ・ヒュルケンベルグ(フォースインディア)との差は、わずか0.011秒だった。

 メルセデス2台が頭ひとつ抜け出し、これにフェルスタッペンが続いた。なお7番手セルジオ・ペレスから10番手アロンソまでのタイム差も0.2秒と、Q3進出を逃したマシンも含め、入賞争いは実に熾烈であると言えよう。

ハミルトン、圧巻のアタック。レッドブルも躍進

 そして運命のQ3。最初のアタックでハミルトンがブレーキングミスを犯し、大きく遅れてしまう。ロズベルグは無難にアタックをこなし、当然のようにトップに立つ。フェルスタッペンが0.8秒遅れながら2番手。ベッテルとライコネンのフェラーリ2台はやはり振るわず、4番手5番手と、セッション序盤にアタックした5台のうちで最後尾となってしまう。

 残り3分というところから、各車が最後のアタックに向けコースイン。ピットレーンでライコネンとハミルトンが交錯しかける場面もあったが、事なきをえる。

 そのハミルトンは、渾身の走りを見せる。第1、第2セクターで全体の最速タイムを叩き出し、1分22秒000と圧巻のトップタイム。ロズベルグに0.28秒の差をつけ、ポールポジションを獲得した。ロズベルグも「ルイスは速かったから」と苦笑いである。

 3番手に来たのはレッドブルのリカルド。新チームメイトのフェルスタッペンに、0.4秒の差をつけた。新人にばかり良い格好はさせないという、リカルドの意地を見たシーンだった。

 フェラーリはQ3も振るわず、5番手ライコネン、6番手ベッテル。フリー走行までの勢いが、予選では全く見られなくなってしまった。マクラーレン・ホンダのアロンソはQ3進出を果たしたものの、10番手止まりとなっている。

 ポールポジションからスタートするハミルトンが、ロズベルグの連勝をついに止めることができるのか? その最大の注目ポイントはスタート。バルセロナの1コーナーも接触が多く、スタートを無難に決めるのは必須である。

 また、各チームどんな戦略を採ってくるのかという点にも注目。ソフトタイヤでスタートし、ミディアム、ミディアムと繋ぐのが定石と言えそうだが、予選で振るわなかったフェラーリなどが他とは違った戦略を見せ、挽回を狙うということも考えられなくはない。

 注目のスペインGP決勝は、日本時間の5月15日(日)21時にスタートする。

スペインGP予選結果

PosDriverTeamQ1Q2Q3
1 United KingdomLewis Hamilton  GermanyMercedes 1:23.214 1:22.159 1:22.000
2 GermanyNico Rosberg  GermanyMercedes 1:23.002 1:22.759 1:22.280
3 AustraliaDaniel Ricciardo  AustriaRed Bull Racing 1:23.749 1:23.585 1:22.680
4 NetherlandsMax Verstappen  AustriaRed Bull Racing 1:23.578 1:23.178 1:23.087
5 FinlandKimi Raikkonen  ItalyFerrari 1:23.796 1:23.504 1:23.113
6 GermanySebastian Vettel  ItalyFerrari 1:24.124 1:23.688 1:23.334
7 FinlandValtteri Bottas  United KingdomWilliams 1:24.251 1:24.023 1:23.522
8 SpainCarlos Sainz Jr.  ItalyToro Rosso 1:24.496 1:24.077 1:23.643
9 MexicoSergio Perez  IndiaForce India 1:24.698 1:24.003 1:23.782
10 SpainFernando Alonso  United KingdomMcLaren 1:24.578 1:24.192 1:23.981
11 GermanyNico Hulkenberg  IndiaForce India 1:24.463 1:24.203  
12 United KingdomJenson Button  United KingdomMcLaren 1:24.583 1:24.348  
13 RussiaDaniil Kvyat  ItalyToro Rosso 1:24.696 1:24.445  
14 FranceRomain Grosjean  United StatesHaas F1 Team 1:24.716 1:24.480  
15 DenmarkKevin Magnussen  FranceRenault F1 Team 1:24.669 1:24.625  
16 MexicoEsteban Gutierrez  United StatesHaas F1 Team 1:24.406 1:24.778  
17 United KingdomJolyon Palmer  FranceRenault F1 Team 1:24.903    
18 BrazilFelipe Massa  United KingdomWilliams 1:24.941    
19 SwedenMarcus Ericsson  SwitzerlandSauber 1:25.202    
20 BrazilFelipe Nasr  SwitzerlandSauber 1:25.579    
21 GermanyPascal Wehrlein  United KingdomManor Racing 1:25.745    
22 IndonesiaRio Haryanto  United KingdomManor Racing 1:25.939    

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