ネッツ東京、長野五輪金メダル清水宏保を起用「レーサーが夢だった」

長野五輪金メダリスト清水宏保は、ネッツトヨタ東京から2018年ヴィッツレースに参戦することを明らかにした。

 ネッツトヨタ東京株式会社はモータースポーツ活動発表会を開催し、2018年の参戦体制について明らかにした。

 モータースポーツ活動に取り組み始めてから5年が経過したネッツトヨタ東京。これまでTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZレース(86レース)やTOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitzレース(ヴィッツレース)、TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジをメインに社内での人材育成や顧客との繋がりをモータースポーツ活動を通じて綿密にすることを大きな目的と置きながら、全社を挙げての参戦を行ってきている。

 今年86レースのプロフェッショナルクラスには参戦3シーズン目を迎える脇阪寿一、クラブマンクラスにはヴィッツレースからステップアップした水谷大介がそれぞれ担当する。

 ヴィッツレースでは、社員ドライバーである永山等と新メンバーであるオリンピック金メダリストの清水宏保がステアリングを握ることとなる。

 1998年長野オリンピックのスピードスケート500mで金メダルを獲得した経験を持つ清水は、現役アスリート時代からモータースポーツ好きであったと語り、レーサーを目指すという夢が今回叶ったことに対し顔を綻ばせた。

「現役を引退してから"清水さん"と呼ばれることが多かったのですが、またこうして"清水選手"と呼ばれることが嬉しいですね」

「実は以前からレースが好きでして、現役時代からスーパーGTを観に行っておりました。その頃からレーサーを目指すという夢があり、レースに憧れてきました」

「スピードスケートを滑る間、自分が本当にレーサーになったような気分でいました。そういったイメージでカーブを曲がったりとかしていましたので、その時のイメージをなにかしらレースに繋げるなどして、現役時代の経験を活かしていけたらなと思います」

 清水は昨年ヴィッツレース北海道シリーズでレースデビューを果たし、予選4位決勝6位という好成績を収めている。

「初めてのレースの緊張感はオリンピックでのレースと似ていました。今回平昌オリンピックが非常に盛り上がっていましたが、アスリート時代に感じたものと一緒だったので(現役時代に)戻ったような気分でした」

「周りに迷惑をかけないよう、ひとつでも上を目指して頑張ります」

 さらにラリーチャレンジには、86クラス(C-3クラス)にドライバーである塚本奈々美がパリ-ダカール参戦経験を持つ寺田昌弘という"大物ナビゲーター"と共に参戦する。

「ランクルやハイラックスのイメージが強いのか、今回の参戦が決定した際"車内にはいれるのか?"という質問を受けます。それは先週ちゃんと入れましたので大丈夫でした」と寺田は語った。

「以前TRDラリーチャレンジをヴィッツで参戦し、新城(愛知県)と群馬を走りました。がドライバーである塚本さんの86の扱い方は僕よりもターマックではかなりお上手なので、少し危ないところを案内する紳士的なナビゲートを行いたいと思います」

 ネッツトヨタ東京の社長である片山守氏も、今年の強力な布陣に多くの期待を寄せ、次のように語った。

「今年は金メダリストの清水さんとパリ-ダカの寺田さんという強力なラインアップを敷いています。さらに社員ドライバー同士の熱い戦いにも期待していただきたいです」

「いずれにせよ、ナンバー付きのクルマでのモータースポーツ活動です。お客様や店舗に一番近いところでモータースポーツの楽しさを広めていきたいという気持ちでやっております。応援のほど何卒よろしくお願いいたします」

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