【マカオF3】今年のF2で圧倒的強さ。ルクレールがマカオF3に挑戦!?
今年のF2をリードするシャルル・ルクレールは、11月のマカオF3に出場する意向を持っているようだ。









プレマ・レーシングのシャルル・ルクレールは、F2挑戦初年度にもかかわらず圧倒的な強さを見せ、ランキング首位をひた走っている。そのルクレールは、2015年にプレマ・パワーチームでマカオF3に挑戦。その時は2位に入っている。
来年のF1昇格が確実視されるルクレールだが、今年のマカオF3に挑戦する可能性があるという。これは、プレマをサポートするセオドア・レーシングの意向にも沿うところである。
マカオは、セオドア・レーシングの代表であるテディ・イップJr.のプログラムの中心であり、しかも当レースの創始者はイップJr.の父親でもあるのだ。
マカオに出走できるかどうかは、ルクレールがF2最終戦のアブダビを前に、タイトルを決めているかどうかに依存することとなるだろう。マカオF3は、アブダビ戦の1週間前に行われることになっているからだ。
2016年には、アントニオ・ジョビナッツィが、今年のルクレールと同じような状況に置かれていた。しかし彼は、GP2のタイトル争いに懸けなければならなかったため、その時の計画を中止せざるを得なかった。
また、プレマにはF3ヨーロッパ選手権を戦っているドライバーも多くおり、彼らの動向によるシートの空き具合にも、ルクレールは左右されることになるだろう。
「現時点では、マカオはまだ目標には達していない」
プレマのチーム代表であるレネ・ロジンはそう語った。
「FIAから最初のインフォメーションを受け取る必要がある、それを受け取ったら、何台のクルマを持ってくるのかを決めるんだ」
「4台のマシンを持ってくることができるだろうし、レギュラードライバーたちを連れてくるのが理に適っているだろう。ドライバーの決定については、まだ何も行われていないがね」
「どのチームだって、シャルルをラインアップに加えたいと思うだろう。しかしもちろん、彼の主な目標は、F2のチャンピオンに輝き、彼がすべきことをするということだ」
当のルクレールは、次のように語った。
「僕はマカオでレースするのが大好きだ。でも、僕の計画をちょっと確認してみる必要があるだろうね」
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この記事について
シリーズ | その他 |
イベント | Macau GP |
ロケーション | Circuito da Guia |
ドライバー | シャルル ルクレール |
チーム | プレマ |
執筆者 | Marcus Simmons |