ヨーロッパF3新チャンピオンのストロール、”他の用事”でマカオGP欠場
ヨーロッパF3のチャンピオンになったランス・ストロールは、来月に行われるマカオGPを欠場すると認めた。







F3のチャンピオンを獲得したランス・ストロールは、各国のF3ドライバーが集まる、11月のマカオGPを欠場することがわかった。
ストロールは、このタイトル決定によりスーパーライセンスの発給条件を満たし、来季F1を引退するフェリペ・マッサに代わって、ウイリアムズからのF1参戦が噂されている。ストロールは18歳になる10月末、スーパーライセンスの発給資格を得ることになる。
イモララウンドのレース2で優勝したストロールは今季11勝目。プレマのチームメイトでタイトル争いのライバル、マキシミリアン・ギュンターはノーポイントに終わり、最終戦ホッケンハイムを前にチャンピオンが決定した。また、ストロールは同日午後に行われたレース3も圧勝し、勝利数を12に伸ばしている。
しかしながらイモラのプレスカンファレンスで、彼はマカオGPを欠場することがわかった。昨年、マカオGPに初出場した彼は8位でフィニッシュしており、そのレースではフェリックス・ローゼンクビストが勝利している。
ストロールの広報は、この欠場の理由について詳しく述べることを拒否し、”用事のバッティング”とのみ語った。
ヨーロッパF3のチャンピオンがマカオGPを欠場するのは、2008年のニコ・ヒュルケンベルグ以来初めてである。
F3タイトルの獲得について語ったストロールは、昨年のホッケンハイムでF3初優勝を遂げたことが、支配的な2016年シーズンにつながったと語った。
「冬休みを取ったことは精神的に重要だった」と彼は語った。
「この(ホッケンハイムでの)勝利は本当に自信になったし、成功した今シーズンに向けての道を開いたんだ」
「自分が新しいヨーロッパF3のチャンピオンだなんて、素晴らしい気分だよ。なんて言葉にしたらいいかわからない」
「4月の開幕戦から僕らのペースは信じられないもので、予選でも決勝でも速かった。様々なことの組み合わせで、僕らはすごく一貫性があって、それがタイトル獲得につながった」
「2014年から僕がレースをしているプレマチームは、僕のために本当に一生懸命働いてくれた。トラックで僕がレースを頑張っている時も、チームを離れている時も、今日という日を迎えるためにね」
この記事について
シリーズ | その他 |
イベント | Macau GP |
ロケーション | Circuito da Guia |
ドライバー | ランス ストロール |
チーム | プレマ |
執筆者 | Jamie Klein |