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伝統の『マカオF3』、2022年も開催されず。WTCR等併催イベントも軒並み中止に

マカオのギア・サーキットで行なわれるFIA F3ワールドカップは、新型コロナに関連する規制の影響で今年も開催されないことが明らかとなった。

Richard Verschoor, MP Motorsport

写真:: Alexander Trienitz

 マカオにある公道サーキット、ギアサーキットを舞台に開催される伝統のマカオGP。2022年大会は11月18日〜20日に予定されており、今年こそ通常通りの開催が期待されていたが、FIA F3ワールドカップは行なわれないようだ。

 マカオGPの中でも若手ドライバーの登竜門として有名なマカオF3は、2019年から旧F3規格ではなくFIA F3規格の車両によるレースとなり、同年のレースには角田裕毅らも参戦した。しかし翌2020年からは新型コロナのパンデミックの影響により、シングルシーターのレースは中国のF4選手権の1戦が開催されるような形となっていた。

 2022年はFIA F3のレースが復活するかに思われたが、先日行なわれたFIA世界モータースポーツ評議会の会合後に発表されたFIAのリリースで、FIA F3ワールドカップが開催されない旨が明らかにされた。短い声明文には「FIA F3ワールドカップは、新型コロナウイルスのパンデミックに関連する諸制限の影響で、2022年も開催されない」と記されている。

 なお、同じ週にマカオで開催予定だったWTCR(世界ツーリングカー選手権)最終戦、そして電動ツーリングカーによるETCRも中止される形となった。これについて声明には「現在も続くアジアにおける検疫の制限と物流上の課題により、WTCRとETCRは開催されない」とある。

 この中止に伴い、WTCRとETCRのプロモーターは代替イベントの確保に取り組んでおり、新たなレースが追加されることが決まり次第、追って発表が行なわれるとされている。

 そしてFIA GTワールドカップも、同じく「新型コロナウイルスによる検疫の制限、アジアにおける物流上の課題」が理由で開催されない。過去2年間のGTレースは、FIAワールドカップの名が冠されずに「マカオGTカップ」として開催されている。

 
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