【TGRF】イベントレポート3:最後は悪天候でグリッドウォーク中止に
午後から降り出した雨が強くなり、グリッドウォークが中止になるという展開でTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL(TGRF)は閉幕した。

午前中は雨が降らず、最後まで天気は崩れないかと思われた。しかし午後から雨が降り始め、夕方にかけてその雨脚は強くなり、コースも完全にウエットコンディションになってしまった。最後にはグリッドウォークが中止になってしまうも、急遽ピットウォークが行われ、ファンとドライバーの交流が図られた。
■ラリーカー同乗体験
雨模様の中で行われたラリーカーの同乗体験。勝田貴元や新井大輝といった若手のラリードライバーも参加した。ファンを乗せたラリーカーは、それをドライブするドライバーのレベルの高さを見せつけ、終盤には”三角乗り”も披露した。
■SUPER GT VS SUPER FORMULA スペシャルバトル
TGRFでしか見ることのできないスーパーGTとスーパーフォーミュラによるスペシャルバトルが行われた。路面は完全にウエットコンディションで、レースはローリングスタートで行われた。また解説には、舘信秀、星野一義、近藤真彦が登場した。
レースでは、ジェームス・ロシター(#3 KONDO RACING)が1コーナーを過ぎたところでまさかのスピンを喫してしまい、エンジンが止まってしまった。またコースコンディションが悪化したため、レースは途中で中止となってしまった。星野監督は「(レース)できるよ!」と発言するも、残念ながらそのまま終了となった。
■雨天でグリッドウォークも中止に……
この雨の影響で、最後に予定されていたグリッドウォークも中止になってしまった。代わりにピットウォークが行われ、ファンとドライバー、レースクイーンとの交流が行われた。雨脚も強まったが、それでもピットには多数のファンが詰め寄せ、最後の最後までイベントを楽しんだようだ。
天気が崩れて気温も下がり、天候だけは最悪の展開を迎えてしまったが、ファンは余すところなくTGRFを楽しめたようだ。一口に「モータースポーツ」と言っても、今日のイベントに来場すれば、その活動の幅広さがわかったのではないだろうか。
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シリーズ | その他 |
イベント | 2016 Toyota Gazoo Racing Festival |
サブイベント | 2016 Toyota Gazoo Racing Festival |
ロケーション | 富士スピードウェイ |