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日産R92CPのランデブーに痺れた。星野一義「何度乗っても感動する」

鈴鹿サーキットで行われたサウンド・オブ・エンジンに2台の日産R92CPが登場。貴重なランデブー走行を披露した。

2台の日産R92CP(星野一義vs長谷見昌弘)

2台の日産R92CP(星野一義vs長谷見昌弘)

吉田知弘

 鈴鹿サーキットで行われた「RICHALD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017」に、“元祖日本一速い男”として知られる星野一義が来場。現役時代に乗っていた日産R92CPでデモレースに出場した。

 昨年も同じマシンで鈴鹿サウンド・オブ・エンジンを盛り上げた星野。今年はこのR92CPが2台登場するとい豪華ラインアップ。毎回デモランなどに使われる1号車に加え、「YHP」仕様の24号車も鈴鹿に姿を見せた。この24号車は長谷見昌弘がドライブを担当した。

 イベント初日はあいにくの雨となったが、2台の日産R92CPは揃ってピットを後にし、仲良くランデブーランを披露。往年のグループCカーの同車種が2台揃って走る光景も滅多に見られないため、サーキットに集まったファンの注目を集めていた。

 2日目の19日(日)は晴天に恵まれ、星野は午前中のプラクティスセッションでも積極的に走行。グループC部門では3番手のタイムを記録し、気合十分という様子。この日も、デモレースでは長谷見と揃って走行し、当時のJSPCを彷彿とさせるような手に汗握るサイド・バイ・サイドのシーンも見せるなど、最後まで来場したファンを楽しませた。

 デモレースを終えた星野は、他のイベント等でも乗り慣れているマシンであるが、改めて1000馬力近いモンスターマシンのポテンシャルに感銘を受けた様子。「こういうモンスターなマシンが日産にあるのは素晴らしいし、走らせずに保管しておいた方がいいよ!」と冗談も言っていたが、今とは全く異なる魅力を持っていたグループCカーを再び走らせることができ、感動したという。

「今のGTは足回りもいいし、4気筒ターボだけど、これはレベルが違う。そういうマシンで戦って、よく(現役時代に)長谷見さんと『無事に終わってよかったね』と話していました」

「今回はお互いに、良い意味で(雰囲気に)酔っている感じがしていますよ。こういう時代は、自分で作ってできるものでもないですし、今みたいにお金がかからないようなレギュレーションにするのではなく、このクルマの時はとにかく“速いもの勝ち!”というイケイケな時代でした。僕もそうだけど、その時代に関わっている人たちは、皆思い入れがすごいですよね」

「僕自身、楽しくやろうと思っているけど、けっこう感動しています」

 また、今回の走行にあたってマシンをメンテナンスしてくれたニスモのスタッフにも、最高の状態を維持してくれていると、感謝の気持ちを伝えていた。

「この良いフィーリングを維持してくれる、スタッフたちが本当に素晴らしい。シフトのアップダウンも全然違和感がない。メンテナンスを担当している人たちにも思い入れがあるからね。本当に感謝していますよ」

取材・執筆/吉田知弘

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