
全日本F3選手権とフォーミュラ・ルノーV8 3.5で優勝を経験したアレックス・パロウは、今季のFIA F2選手権残り2ラウンドにカンポスから出場する。






今年、ThreeBond Racing with DRAGO CORSEから全日本F3選手権に参戦し、3勝を挙げランキング3位でシーズンを終えたアレックス・パロウは、今週末にへレスで開催されるFIA F2選手権にカンポスから参戦することになった。
また彼は、11月25~26日にアブダビで開催されるF2の最終ラウンドにも参戦するようだ。彼は以前もカンポスでレースを戦っていたことがある。2014年にユーロフォーミュラ・オープンに参戦、3勝をマークしランキング3位となった。この時のチームがカンポスだったのである。2015~16年には同チームからGP3を戦い、2015年アブダビのレース2で1勝を記録している。
パロウの前にカンポスのF2シートに座っていたロバート・ビショイユは、”個人的な理由”から最後の2ラウンドを欠場するという。
ビショイユは、今季の第3ラウンドであるモナコからチームに合流した。それまでは、インディカー参戦やF1若手テスト、スーパーフォーミュラのテストにも参加した経験があるステファノ・コレッティが開幕ラウンドのバーレーンを、元F1ドライバーのロベルト・メリが第2ラウンドのバルセロナを担当していた。なお、メリはのちにラパックスのシートを獲得し、参戦を継続している。
第8ラウンド、スパ・フランコルシャンのレース1でシャルル・ルクレール(プレマ・レーシング)とオリバー・ローランド(ダムス)が車両規定違反で失格に終わったことによる繰り上がりで、ビショイユは10位となり1ポイントを獲得した。結果的にこれがシーズン唯一のポイント獲得となり、ポイントランキングは22位となっている。
パロウのチームメイトになるのはラルフ・ボシュングで、今季は11ポイント獲得で現在ランキング19位だ。
【関連ニュース】
この記事について
シリーズ | FIA F2 |
イベント | Jerez |
ロケーション | サーキット・デ・ヘレス |
ドライバー | アレックス パロウ |
チーム | カンポス・レーシング |
執筆者 | Alex Kalinauckas |