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F1昇格の発表はいつか? 角田裕毅「鈴鹿で、日本のファンの前で走りたい」

2020年のFIA F2でランキング3位になった角田裕毅は、もし来年F1に行けたら、「鈴鹿の日本のファンの前で走りたい」と語った。

Yuki Tsunoda, Carlin

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 カーリンの角田裕毅は、今季のFIA F2での最終レースを2位で終えランキング3位となった。

 バーレーン・インターナショナル・サーキットのアウターレイアウトで行なわれたこの最終レース。前日のレース1で優勝した角田は8番グリッドからスタートするも、1周目には12番手までポジションを落としてしまう。しかしその後オーバーテイクを積み重ね、最終的には2位でフィニッシュした。

 結局最終的に角田は200ポイントを獲得し、ランキング2位のカラム・アイロット(ユニ-ヴィルトゥオーシ)と1ポイント差のランキング3位でシーズンを終えた。これにより、F1参戦に必要な要件を満たしたということになる。

「信じられません。先週は厳しい週末でした。予選で失敗してしまい、正直がっかりしていたんですけど、チームはシーズンを通して僕を支えてくれました」

 決勝レース後のインタビューで、角田はそう語った。

「以前にも言いましたが、僕はアントワーヌ(ユベール)のドライビングスタイルに影響を受けました。彼は僕のことを後押しし、勇気付けてくれました。彼がいなければ、僕のキャリアは全く違うモノになっていたかもしれません」

「カーリンには大いに感謝したいし、レッドブルやホンダにも感謝したいです。特にホンダはF4からF2まで僕をサポートしてくれました」

 角田は来季のアルファタウリのドライバー候補最有力と見られている。いつその発表があるのか? インタビュアーにそう尋ねられた角田は、次のように語った。

「今は何も言えません。早く言えたらいいと思っています。でも、僕にも分からないんです。レッドブルからいいアナウンスが出されることを祈っています」

 そして角田は、”もしF1で走ることができたら”と前置きした上で、次のように語った。

「もしF1にいけたら、来年は鈴鹿で、多くの日本のファンの前で走りたいです」

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