F2モナコレース1:マルケロフ10秒差完勝。福住粘りの走りで10位入賞

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F2モナコレース1:マルケロフ10秒差完勝。福住粘りの走りで10位入賞
2018/05/25 10:52

FIA F2選手権のモナコラウンド・レース1が行われ、ロシアン・タイムのアルテム・マルケロフが後続に10秒差をつける完勝劇を演じた。

 FIA F2のモナコラウンドレース1が行われ、ロシアン・タイムのアルテム・マルケロフが、1セット目のタイヤ交換を遅らせる戦略を成功させ、優勝を果たした。

 42周で行われたF2モナコ戦のレース1。木曜日の予選でポールポジションを獲得したのはアレクサンダー・アルボン(DAMS)。ランド・ノリス(カーリン)とマキシミリアン・ギュンター(アーデン)はペナルティを受け、後方スタートに下げられた。セルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)も、前日のクラッシュの影響により、ドクターストップがかかり、出走を取りやめている。

 レースはスタートから波乱。サンティノ・フェルッチ(トライデント)がストールしてグリッドから動き出せないばかりか、ルカ・ギオット(カンポス)はスタート直後のメインストレートでアントニオ・フオッコ(チャロウズ)に幅寄せされてしまい、ウォールに押しやられクラッシュ……早々にリタイアしている。これでフオッコにはドライブスルーペナルティが科せられた。また牧野任祐(ロシアン・タイム)もダメージがあったか、1周目にピットインを行った。

 この一連のアクシデントにより、セーフティカーが出動。3周目からレース再開となる。

 アルボンが先頭をキープ。その後ろにニック・デ・フリーズ(プレマ)、アルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)らが続く展開である。福住仁嶺(アーデン)は11番手、牧野は早々に周回遅れとなってしまった。

 6周目を終えたところで、フオッコがドライブスルーを消化。またこのタイミングで、福住を抜こうとしたARTグランプリのジョージ・ラッセルがラスカスでクラッシュし、リタイアとなった。

 7周目を終えた時点で、全車の先陣を切ってピットインしたのは、ノリス。ノリスはスーパーソフトタイヤを諦め、ソフトタイヤを装着した。ルイス・デレトラズ(チャロウズ)も翌8周目にピットに入った。

 12周目の最終コーナー”アントニー・ノゲス”で、11番手を争っていたノリスとラルフ・ボシュング(MPモータースポーツ)が接触。ボシュングはウォールに突っ込んでしまい、マシンにダメージを負って、リタイアとなってしまう。

 これでこのレース2度目のセーフティカーが出動。上位勢がピットに入る。

 しかしここで事件発生。セーフティカーの後ろながら先頭を走っていたアルボンとデ・フリーズがピットに入ろうとしたところで、両者が接触。アルボンは逆を向いてピットレーン上に止まってしまうこととなった。

 レース再開は16周目から。タイヤを替えていないマルケロフが首位に立ち、以下アルジュン・マイニ(トライデント)、ジャック・エイトケン(ARTグランプリ)、福住と続いてレース後半に差し掛かっていく。

 先頭に立ったマルケロフは好ペースで走り、後続との差を開いていく。

 レース中盤、福住はタイヤが厳しくなってきたか、ペースが落ち、ニコラス・ラティフィ(DAMS)の接近を許す。ただ福住はこの状況に懸命に対処し、必死に押さえ込んでいく。ラティフィの後ろに抑え込まれていたフオッコは、28周を終えた時点でピットイン。アンダーカットを狙った。

 その福住と、前を走るエイトケンは、30周を走ったところでピットイン。エイトケンは9番手、福住は11番手でコースに復帰する。ともにスーパーソフトを履いた。

 マイニなど、上位勢がピットインをする中、先頭を行くマルケロフは32周目に1分23秒493という圧倒的なファステストタイムを記録。後続を約20秒引き離した。

 マルケロフがピットインしたのは35周終了時点。結局ショーン・ゲラエル(プレマ)の前、2番手でコースに復帰した。

 38周を走ったところで、先頭を走っていたラティフィがピットイン。これでマルケロフが労せずしてトップに立った。

 マルケロフは結局そのままレースを走り切り、トップチェッカー。2位ゲラエルに10.7秒の差をつけた。3位にはF1経験者のロベルト・メリ(MPモータースポーツ)が入った。

 福住仁嶺は最後、チームメイトのギュンターの猛追を退け、10位で1ポイントを獲得。牧野は3周遅れの14位だった。

 モナコラウンドのレース2は、日本時間の26日(土)24時15分にスタートする。

→FIA F2選手権モナコ・ラウンド:レース1結果

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この記事について

シリーズ FIA F2
イベント モナコ
サブイベント 金曜日 レース1
ロケーション モンテカルロ
ドライバー ロベルト メリ , ショーン ゲラエル , アルテム マルケロフ
記事タイプ 速報ニュース