登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

ハロがその役割を果たした、スペインでの牧野×福住の接触

スペインGPの併催として行われたF2で起きた、牧野と福住の日本人同士の接触。この事故は、ハロの効果が示された事例ともなった。

Tadasuke Makino, RUSSIAN TIME and Nirei Fukuzumi, BWT Arden crash
Tadasuke Makino, RUSSIAN TIME and Nirei Fukuzumi, BWT Arden crash
Tadasuke Makino, RUSSIAN TIME and Nirei Fukuzumi, BWT Arden crash
Tadasuke Makino, RUSSIAN TIME and Nirei Fukuzumi, BWT Arden crash
Tadasuke Makino, RUSSIAN TIME and Nirei Fukuzumi, BWT Arden crash
The car of Tadasuke Makino, RUSSIAN TIME
Damage to the car and halo of Tadasuke Makino
The car of Tadasuke Makino, RUSSIAN TIME

 スペインGPのサポートレースとして行われたFIA F2選手権のレース2で、日本人としては目を覆いたくなるシーンがあった。牧野任祐(ロシアン・タイム)と福住仁嶺(アーデン)が接触、2台が絡み合うようにランオフエリアに飛び出してしまったのだ。

 ただこの事故は、日本人同士が接触したというだけではなかった。今季から導入されたハロが、初めてその役割を果たしたのだ。

 ターン4で牧野のイン側に飛び込んだ福住は、濡れた路面に脚を取られ、アウト側に膨らんでしまう。そして両者は接触。福住のマシンは飛び上がるようになってしまい、左のリヤタイヤが牧野のマシンの上を通過する形になり、エンジンカウルに接触、ロールフープ上のオンボードカメラマウントを弾き飛ばし、そしてハロに接触する形となった。

 国際映像では、接触のシーンを明確に捉えたモノはなかったが、上の写真を見れば、ハロが牧野を救っているのがよく分かる。

 この事故を経験した牧野は「ハロが僕を救った」と語った。

「4コーナーもイン側は濡れていて、仁嶺はおそらくそれで滑ったんじゃないでしょうか。でもあそこで入ってくるのは、ちょっと無理ですね。インから来るのは、一瞬見えていました」

 そう牧野は事故時の状況を語った。

「このクルマを初めてドライブした時、ハロが良いとは思いませんでした。何かを見るのが、難しくなったので。しかし、今日はハロが僕を助けました」

「それは本当の重要なことです。今では、ハロがどのように働くのか、理解しています。何が起きたのかはよく分かっていませんが、ハロがなければタイヤがヘルメットに当たったと思います」

「ハロが、僕にとっては大きな助けとなりました。それは大きな驚きでした」

 F1とF2のレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングも、今回の件について次のように語った。

「たとえ実際に彼の命を救ったわけはなかったとしても、タイヤの跡から判断すれば、ハロなしでは厄介なことになっていたかもしれない」

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 F2、来年から使用する新マシン『F2 2018』を発表。F1との類似点も
次の記事 F2モナコ予選:アルボンが3戦連続PP。牧野が12番手、福住は14番手

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本