F2バーレーン レース1:ノリス初優勝! 福住&牧野は入賞ならず

F2バーレーンのレース1が行われ、カーリンのランド・ノリスがポール・トゥ・ウィンでF2初優勝を飾った。

 FIA F2開幕戦バーレーンのレース1が行われ、マクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリス(カーリン)がポール・トゥ・ウィンでF2初優勝を飾った。

 フォーメーションラップを終え、各車グリッドについたものの、スタートをやり直すという出だしに。そのため2度目のフォーメーションラップに向かうが、アルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)とロベルト・メリ(MPモータースポーツ)は動き出すことができず、両者はピットレーンに押し戻された。マルケロフはピットレーンからのスタートとなったが、結局メリは電装系トラブルに見舞われスタートできなかった。

 当初の予定より1周少ない31周で行われた決勝レース。スタートでの大きな混乱はなく、ランド・ノリス(カーリン)が好スタートを決めた。後方では多数順位が入れ替わり、2番手はニック・デ・フリーズ(プルタミナ・プレマ・セオドール・レーシング)、3番手はセルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)に。福住仁嶺(BWTアーデン)が4番手まで順位を上げ、ジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)が5番手となった。一方、牧野任祐(ロシアン・タイム)はスタートで順位を落としてしまった。

 ノリスは早くもオープニングラップから2番手のデ・フリーズを引き離し始める。その後ろでは福住とラッセルが順位を争い、さらにそこへアレクサンダー・アルボン(ダムス)も絡み、3台での順位を繰り広げた。5周目を迎えた時点で、アルボンが4番手、福住は5番手、ラッセルが6番手となったが、翌周にはラッセルが福住をパスしていった。

 後方では、ピットレーンからのスタートとなったマルケロフが順調に順位を上げる。7周目には10番手までポジションを上げ、ジャック・エイトケン(ARTグランプリ)やマキシミリアン・ギュンター(BWTアーデン)らと争いを繰り広げる。しかしマルケロフは、攻めたが故のコースアウトを喫してしまうシーンも見られた。

 上位ではアルボンとセッテ・カマラが激しく3番手を争う。8周目の時点では、セッテ・カマラが3番手、アルボンが4番手を走行していた。

 彼らの後ろでは依然としてギュンター、マルケロフ、ラルフ・ボシュング(MPモータースポーツ)らの戦いが続き、3台のマシンが並走した瞬間も。その後ろでは牧野やルカ・ギオット(カンポス・レーシング)らも順位を争っている。牧野は前方3台が絡んだ隙にひとつポジションを上げ11番手に。しかし牧野はタイヤが厳しいようで、レース中盤には16番手まで順位を落としてしまった。

 好スタートを決めたノリスは2番手のデ・フリーズを大きく引き離し、独走体制を築いた。デ・フリーズとセッテ・カマラは激しい順位争いを続け、2台のポジションは頻繁に入れ替わった。しかし、デ・フリーズはタイヤ管理に苦しみ、セッテ・カマラに追い抜かれると、その後アルボンにも先行を許した。

 14周目、牧野がピットイン。だが彼のマシンから外されたタイヤはバーストしていた。牧野はピットイン直前にターン1でルカ・ギオット(カンポス・レーシング)と接触しており、その際にタイヤがパンクしてしまったようだ。

 15周目にはラッセルがピットに向かいタイヤを交換。12番手でコースへ戻った。この辺りからピットに入るマシンが増え始め、ショーン・ゲラエル(プルタミナ・プレマ・セオドール・レーシング)やニコラス・ラティフィ(ダムス)、福住も16周目にピットへ向かった。なおこの時、福住はピットレーンでのスピード違反により、5秒ペナルティを科された。

 トップを走るノリスは18周目にピットイン。3番手でコースに戻ったが、前を走る2台はこの時点でタイヤ交換を行っていないため、事実上トップでコースに戻った格好だ。

 レース後半も各所でポジション争いが続く。上位ではラッセルとセッテ・カマラ、アルボンらが2番手を争い、その少し後ろではマルケロフやデ・フリーズ、ゲラエル、ギュンター、ラティフィらの争いが続く。マルケロフは2台をパスし6番手までポジションを上げると、さらにもう一台を追い抜いて22周目には5番手に浮上した。

 さらにマルケロフは、目の前で順位を争っている走るアルボンとラッセルを狙う。24周目、マルケロフはラッセルをオーバーテイクし4番手まで浮上。その前方ではアルボンがペースを上げてセッテ・カマラを狙っていた。しかし26周目にはマルケロフがアルボンをパスし、ついに表彰台圏内へ上り詰めた。

 セッテ・カマラとマルケロフ、その後ろではデ・フリーズとゲラエルらが終盤までポジション争いを続ける。マルケロフは最終ラップまでセッテ・カマラに食らいつき、2番手を狙うも順位は変わらなかった。

 結局、スタートから一度も順位を譲ることのなかったノリスがポール・トゥ・ウィンでF2初優勝を飾った。またセッテ・カマラが2位に入ったことにより、カーリンは1-2を達成。また3位のマルケロフは、ピットレーンスタートから大きく順位を上げる結果となった。

 以下アルボン、ラッセル、デ・フリーズ、ゲラエル、ギュンター、ボシュング、エイトケンというトップ10となった。

 日本勢は福住が17番手、牧野が19番手でレース1を終えた。

 明日のレース2はタイヤ交換義務のないスプリントレースで、日本時間8日の20時15分より行われる。

【リザルト】FIA F2バーレーン:レース1

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この記事について
シリーズ FIA F2
イベント名 バーレーン
サーキット バーレーン・インターナショナル・サーキット
記事タイプ レースレポート