大荒れの展開でレオンが初優勝。追突にSC出動にと大混乱|F2モントリオール戦スプリント
ノエル・レオンが、FIA F2のモントリオール戦スプリントレースで勝利した。
Noel Leon, Campos Racing
写真:: Dom Gibbons / Formula 1 via Getty Images
FIA F2の第3ラウンド、カナダ・モントリオール戦のスプリントレースが行なわれ、カンポスのノエル・レオンが勝利を手にした。宮田莉朋(ハイテック)は11位だった。
好スタートを見せたのはポールポジションのガブリエル・ミニ(MPモータースポーツ)で、1コーナーにホールショットを決めた。しかしそれ以上に目覚ましいスタートだったのは5番グリッドのジョシュア・デュルクセン(インヴィクタ)で、抜群の蹴り出しを見せるとターン2のイン側に飛び込み、一気に2番手まで浮上して見せた。
ミニは好ペースを発揮して逃げを打つ。一方で2番手争いは熾烈で、デュルクセンには3番グリッドからスタートしたレオンがプレッシャーをかけ、2周目の最終コーナーでデュルクセンのコースオフを誘い、そのまま2番手を手にする。
その後デュルクセンは再びレオンを抜いて2番手に。ただ、レオンも負けじと抜き返したり、さらにはラファエル・ヴィラゴメス(VAR)もこのバトルに加わってくるなど白熱した。
この集団がバトルを繰り返す間に、ミニはリードを築いていった。
10周目、5番手を走っていたジョン・ベネット(トライデント)が、ニコラ・ツォロフ(カンポス)に追突されたマルティニウス・ステンショーン(ローディン)に追突され、ヘアピンでスピン。マシンをその場に停めてしまう。この車両回収のため、セーフティカーが出動することになった。
15周目からレース再開。レオンが好加速を見せてミニにプレッシャーをかけたが、ミニもなんとかこれを阻止し、代わりにデュルクセンがレオンに襲いかかった。しかしこの周の最終コーナーでデュルクセンはコースオフしてしまうことになり、ピットからの指示でヴィラゴメスにポジションを明け渡し、さらにステンショーンにも先行されてしまう。
悪い知らせは続くもので、デュルクセンには他車との接触の責任を問われ5秒のタイム加算ペナルティが科された。おそらくスタート直後にポジションを上げた際に接触があったのが原因だろう。
さらに悪いことは続く。今度はデュルクセンは、アレクサンダー・ダン(ローディン)に追突されヘアピンでスピン。これでマシンを止めることとなり、リタイア。セーフティカー出動の原因となった。デュルクセンにとっては泣きっ面に蜂がいっぱいたかった状態とでも言うような、様々な悪い出来事が次々に起きた数周だった。
そのセーフティカー出動直前、レオンがミニを抜いて首位に浮上。ついに先頭が入れ替わった。
22周目からレースは再開。ミニはタイヤを使い切ってしまったのか、全くペースが上がらない。この間にレオンが逃げ、ミニはヴィラゴメス以下からのプレッシャーに晒される。
しかし25周目、そのヴィラゴメスがターン4でウォールにクラッシュ。さらに後方では、ヘアピンでニコラス・バローネ(VAR)にキアン・シールズ(AIXレーシング)が追突するシーンもあった。これらのインシデントにより、レースはバーチャル・セーフティカー(VSC)が宣言された。
27周目の途中でVSCが解除。残り1周と少しという超スプリント決着となった。
結局レオンが逃げ切ってスプリントレース優勝。2番手には最終ラップにミニを抜いたダン、そしてミニ、ステンショーンを経てツゥロフが5番手でフィニッシュした。
しかしダンとツゥロフにいずれも他車との接触により10秒のタイム加算ペナルティが科され、結局ダンが13位、ツォロフが14位となった。逆にミニが2位、ステンショーンが3位に繰り上がった。
宮田莉朋(ハイテック)は終始集団の中で苦しみ、11位でのフィニッシュとなった。
なお前日の予選でクラッシュがあったタサナポール・イントラフヴァサック(ARTグランプリ)は、ドクターストップにより今週末のレースには参加しないことになった。
【PR】2026年のF1™︎を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。