レースレポート
FIA F2 アブダビ
プルシェールがチャンピオン獲得! 優勝はドゥーハン、岩佐歩夢はランキング4位でシーズン終える|F2アブダビフィーチャーレース
F2最終戦アブダビのフィーチャーレースが行なわれ、ヴィルトゥオーシのジャック・ドゥーハンが優勝。ARTグランプリのテオ・プルシェールがチャンピオンを獲得した。
公開日時: 2023/11/26 10:40
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FIA F2最終戦アブダビのフィーチャーレースがヤス・マリーナ・サーキットで行なわれた。優勝はジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ・レーシング)、5位となったテオ・プルシェール(ARTグランプリ)がシリーズチャンピオンを獲得した。
最終戦の最後のレースまで持ち越されたタイトル争いは、プルシェールがフレデリック・ベスティ(プレマ)を16ポイントリードと有利な立場。プルシェールは5位+ファステストラップ以上の結果を出せば、ベスティの結果に関わらず自力で戴冠を決めることができる。しかしベスティは9番グリッド、プルシェールは14番手と中団からのスタートだった。
ランキング3番手の岩佐歩夢(DAMS)は5番手スタート。8位以上に入ればスーパーライセンス獲得の条件を満たすランキング5位以上が確定するが、ランキング4番手のジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ・レーシング)がポールポジションからのスタートとなるだけに、上位を狙いたいところだった。
フィーチャーレースはタイヤ交換義務のある33周のレース。ドゥーハンをはじめ上位勢はソフトタイヤでのスタートを選ぶマシンが多かった。岩佐やプルシェールもソフトタイヤを選んだが、2番グリッドのヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)やベスティはミディアムタイヤを選んだ。
ドゥーハンがホールショットを奪い、2番手にはクシュ・マイニ(カンポス)がマルタンスを交わして浮上。岩佐はゼイン・マローニ(カーリン)とバトルを繰り広げ、4番手にポジションを上げた。ベスティは8番手、プルシェールはオープニングラップで3台を抜き、11番手につけた。
タイヤ交換義務が消化できる6周目が終わったタイミングで、岩佐とプルシェールが真っ先にピットに飛び込み、ミディアムタイヤに交換。しかし岩佐はここで作業に少し時間がかかってしまった。
翌周から続々とピットに入るマシンが出てくるが、岩佐はバトルを繰り広げていたマローニの前をキープすることに成功。さらにマイニとの差を詰め、プレッシャーをかけていくと、11周目にオーバーテイク。ピットインを済ませたマシンの中で2番手につけた。
ペース良く3秒以上のリードを築いていたドゥーハンがピットインしたのは9周目が終わってから。これでミディアムタイヤでスタートしたマルタンス、ベスティ、リチャード・フェルシュホー(VAR)というオーダーのトップ3となった。
逆転タイトル獲得を目指してプッシュするベスティだが、同じ戦略のマルタンスとの差は思うように縮まっていかないまま、周回を重ねていった。
残り周回が12周ほどになってくると、ミディアムタイヤでスタートしたマシンのピット作業も始まっていく。岩佐のポジションもそれに伴って上がっていくが、スタート直後からバトルを続けてきたマローニにDRS圏内に近づかれ、サイドバイサイドのバトルを繰り広げた。
2番手を走っていたベスティは22周終わりでピットイン。タイトルを争うプルシェールの後ろでのコース復帰となった。マルタンスはその翌周にピットインし、ドゥーハンの後ろ、実質2番手で合流した。
岩佐とマローニは数周に渡って3番手を巡って激しいバトルを展開。さらにその後ろでは、マイニとプルシェール、ベスティの三つ巴のバトルが繰り広げられ、プルシェールがランオフエリアをショートカットする場面もあった。
岩佐は懸命にマローニを抑えたが、28周目にオーバーテイクを許すと更にその後ろからはソフトタイヤのベスティが接近。タイヤの差もあり、岩佐は30周目に5番手に後退した。
首位ドゥーハンは全く危なげなく首位を快走し、トップチェッカー。2位にはマルタンスが入った。
3位争いはファイナルラップにベスティがマローニに追いついたものの、サイドバイサイドのバトルで接触。マローニがスピンを喫してしまった。ベスティは走行を続け3位でチェッカーを受けたものの、プルシェールが5位となったため逆転することはできず。プルシェールがチャンピオン獲得を決めた。
ARTグランプリはチャンピオンのプルシェール、ランキング5位のマルタンスを擁しチームタイトルも獲得している。
終始激しいバトルを繰り広げた岩佐は4位。優勝したドゥーハンに3ポイント差で逆転を許し、ランキング4位でシーズンを終えることになった。マローニとの攻防で何件かスチュワードに記録されたものの、いずれもお咎めなしとの裁定が下っている。
Main Information Additional Data Additional Data Driver Info
Driver Info
Main Information Additional Data
順位 ドライバー # 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ピット ポイント リタイア原因 ボーナス 1 ジャック ドゥーハン Invicta Virtuosi Racing 14 33
-
2 ヴィクトー マルタンス ARTグランプリ 6 33
+3.800
3.8
3.800 3 フレデリック ベスティ プレマ 7 33
+22.400
22.4
18.600 4 岩佐 歩夢 DAMS 11 33
+26.200
26.2
3.800 5 テオ プルシェール ARTグランプリ 5 33
+27.600
27.6
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