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スパの悲劇から3カ月……コレアが怪我の状態とレース復帰への想い語る

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スパの悲劇から3カ月……コレアが怪我の状態とレース復帰への想い語る
執筆:
2019/11/22 10:11

アントワーヌ・ユベールの命を奪った、FIA F2スパ戦レース1の大事故。その事故で重傷を負ったファン-マヌエル・コレアは、初めて現状について口を開いた。

 8月に行われたFIA F2スパラウンドのレース1では2周目に大事故が発生し、アントワーヌ・ユベールが命を落とした。両脚に重傷を負ったファン-マヌエル・コレアも呼吸不全に陥るなど一時は重篤な状態にあると伝えられたが、そこから回復。17時間にわたる脚の手術も成功し、現在はマイアミにある自宅でリハビリ生活を送っている。

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 コレアはアルゼンチンのラジオ番組に出演し、事故後初めて怪我の状態についての詳細を語った。

「医師は僕の右脚の再建手術を行なった。左脚の怪我の程度は比較的軽かったので、手術は1回で済んだ」

「今後もこのプロセスは続いていき、さらなる手術とリハビリが行われる。残念なことに、僕の右脚が完全に回復することはまずないだろう。でも再びスロットルを踏めるくらいに回復できるよう、努力していく」

「僕は脛骨(膝からくるぶしにかけての最も太い骨)の下から6センチを失ったけど、特別な装置によって再び成長している。僕がソーシャルメディアに投稿した動画で、右脚に金属製のものがついているのはそのためだ。骨は少しずつだけど日に日に成長している」

「12月23日には、脛骨が足(くるぶし)の方まで届くようにする手術を受ける。そのプロセスによって新しい骨が強化され、体重を支えられるようになる。その後は脚の周りの金属が外され、どのくらい痛むか、どのくらい動けるかを評価して、今後の手術の予定などを検討していく」

 コレア曰く、医師は当初「回復のプロセスには2年を要する」と語っていたものの、右脚が予想以上の回復スピードを見せたことによって、楽観的な状況にあるといい、1年後には脚がどのくらいまで回復するのか完全に把握できる見通しのようだ。

 

 またコレアは事故当時の状況についても口を開いた。彼は他のマシンのデブリが自身のマシンの下に挟まってしまったことでコントロール不能となり、バリアに激突して跳ね返ってきたユベールのマシンが突然目の前に現れた時にはどうすることもできなかったという。

「あのクラッシュで僕が意識を失っていないのは不思議なことだ。医師にこのことを話したら信じてくれなかった。(クラッシュ時の)衝撃は70Gもあったんだ」

「僕は自分自身の力でマシンを降りたかったので、事故の後もずっと意識を保っていた」

「オールージュ(ラディオン)を通過した時、(ジュリアーノ)アレジのマシンから出たデブリが僕のフロントタイヤの下に入り込んだ。それがマシンを持ち上げたので、不幸なことに僕はユベールのマシンにまっすぐ突っ込んでしまった」

「FIAとの話し合いによって、全ては明確になった。あのアクシデントは不運が重なって起こったもので、4〜5台のマシンが連鎖的に絡んだものだった。僕の経験したことはFIAが記しているレポートの内容と合致している」

「でも事故は終わったことだから、いくら調査しても僕の2019年が厳しいものになったことには変わりない」

「全てを受け入れるのに数週間かかった。病院で鎮痛剤を服用する生活を受け入れるのは難しかった。でも起こったことは変えられないから、今では割り切っている」

■「アントワーヌのためにもレースに復帰したい」

 コレアにはこれから長いリハビリの日々が待ち受けているが、彼はF2のレースに復帰するという夢を実現させると固く決意している。

「もちろん、僕は悲しみに暮れている。アントワーヌは良き友人のひとりだった。でも今は、自分のためだけでなく彼のためにもF2に戻らないといけないと思っている」

 コレアはF2復帰への想いをそう語った。

「僕はF2に戻って、将来的にF1に到達するという夢を叶えるため、僕はモチベーションにあふれている」

「みんながたくさんのメッセージをくれたことと、病院にお見舞いに来てくれたことは、最も辛い時期において本当に励みになった。それが例え知らない人からであってもね」

「僕はビリー・モンガーに会った。彼は(両足切断となった)事故に苦しんだ後にも、義足でレースを続けている。彼の活躍は僕の精神的な助けになった」

「彼の振る舞いにも励まされた。彼はとても朗らかで明るい性格で、彼の雰囲気はエネルギーを感じさせるんだ」

「あれは僕の身体、心、そして人生を変えた事故だった。死と隣り合わせの経験をすると、モーターレーシング以外の部分にも目がいくようになるんだ」

「僕にとってレースが最も重要なものではないことに気付いた。僕の最優先するものは自分自身の健康、そして家族だった」

「でも僕の情熱は未だにレースに向けられている。ある友人が僕に、F1への夢が消えたかどうかを尋ねてきた。僕は『あの事故で(F1への)夢が消えることはなかった』と返した」

「そして、僕はこれからもF1に向かって頑張り続けることを決めた。それが僕の夢だからね」

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Photo by: Gareth Harford / Motorsport Images

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この記事について

シリーズ FIA F2
ドライバー ファン-マヌエル コレア
執筆者 Charles Bradley