

執筆: David Malsher
2019/10/09 2:02
F2スパラウンドのクラッシュで、重症を負っていたファン-マヌエル・コレアは、ビデオメッセージを投稿。事故死したアントワーヌ・ユベールへ哀悼の意を示した。
9月に行われたFIA F2スパラウンドのレース1では大クラッシュが発生。この事故でアントワーヌ・ユベールが命を落とし、ファン-マヌエル・コレアが足に重傷を負った。
コレアは足の手術が必要だったが、呼吸不全(急性呼吸窮迫症候群)を併発したことにより、足の手術に着手することができず、切断の危機に迫られた。
ただ幸いにもコレアは呼吸不全を克服し、負傷した足の手術を実施。実に17時間に及ぶ大手術を乗り越えた。
そして手術から10日。コレアは自身のインスタグラムにビデオメッセージを投稿した。
「戻ってきたよ。ソーシャルメディアに戻ってくることを決めたんだ」と、コレアはメッセージの最初に言葉を発した。
「あの事故から約5週間が経った」
「これまでに公に話したことはないけど、僕はユベールの家族に深い哀悼の意を捧げたかった。こうした事故は、みんなにとってショックだった」
「そういった事が起こるなんて、皆も本当に考えたこともないだろう。実際にそれが起こるまではね」
「たとえ回復の長い道のりが横たわっていたとしても、ここに居られることをただただ嬉しく思うよ」
無事足の手術を終えたコレアは医師によると今後6週間で退院できると予想している。加えて医師の話では、コレアは来年、右足と足首の機能を完全に取り戻すための、理学療法やリハビリテーション、矯正手術などを受けることになるという。
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この記事について
シリーズ | FIA F2 |
ドライバー | ファン-マヌエル コレア |
執筆者 | David Malsher |
F2事故で負傷のコレア、ビデオメッセージで無事な姿見せる
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