ヴィルトゥオーシ、来季のF2はドゥーハンとコルディールのコンビに。ただコルディールには、母国ベルギーで交通違反の報道も
ヴィルトゥオーシ・レーシングは、来季のFIA F2のドライバーラインアップを発表。2022年に参戦1年目ながらランキング6位となったジャック・ドゥーハンが残留し、佐藤万璃音に代わってアマウリー・コルディールが加入することになった。
Jack Doohan, Virtuosi
Formula Motorsport Ltd
FIA F2選手権に参戦するヴィルトゥオーシ・レーシングは、2023年シーズンをジャック・ドゥーハンとアマウリー・コルディールのコンビで戦うことを発表した。佐藤万璃音は、今季限りでチームを離れることになった。
ドゥーハンは2022年にF2に昇格。デビューイヤーながら3勝と6回の表彰台を獲得し、ランキング6位となった。この順位は、ルーキーとしては来季ウイリアムズからのF1デビューが決まったローガン・サージェント(カーリン)と岩佐歩夢(DAMS)に次ぐ3番目の好成績だった。
そのドゥーハンはヴィルトゥオーシに残留し、F2での2年目でチャンピオン獲得を狙う。
「F2での2年目も、ヴィルトゥオーシ・レーシングから参加できることにワクワクしている」
そうドゥーハンはコメントを寄せた。
「力強い1年目のシーズンを共に過ごした後、素晴らしい、同じチームと共に2023年シーズンに挑むことができ、とても嬉しい。今シーズンのリベンジをするのが待ちきれないよ」
ドゥーハンのチームメイトは、2022年シーズンはファン・アーマーシュフォルトからF2に参戦したコルディールだ。シーズン序盤、コルディールはなかなか得点できなかったが、終盤3ラウンドのみで26ポイントを手にし、ランキング17位でシーズンを終えた。
「来年ヴィルトゥオーシのマシンで走れることを、とても嬉しく思っている」とコルディールは言う。
「ヴィルトゥオーシがトップチームのひとつであることは明らかで、そのことは僕の成長を後押ししてくれるはずだ」
「アブダビでの3日間のテストで、彼らは僕のことを素晴らしくサポートしてくれた」
「2022年シーズンの後半は、来年に向けて非常に有望な走りができた。ヴィルトゥオーシと共に将来の夢を実現できると確信している。このチャンスに本当に感謝している」
ヴィルトゥオーシは2022年のチームランキング7位。その前は3年連続でランキング2位だったため、大きくポジションを落とすことになった。
チーム代表のアンディ・ローチは、復活を目指す2023年に向け、次のように語った。
「2023年もジャックと一緒に戦えることを、嬉しく思っている。ジャックは我々と共に輝かしいシーズンを楽しみ、さらなる可能性を示した」
「共に、彼がその可能性を現実のモノとできるよう、懸命に取り組んでいく」
「アマウリーの成績は、新人の年と比べて改善されている。2023年、さらに改善できるようにするために、彼と共に働いていきたいと考えている」
「アマウリーはアブダビでのポストシーズンテストで、我々のマシンにうまく馴染んでくれた。2023年、より成長できることを楽しみにしている」
しかしコルディールに関しては心配なニュースも入ってきている。ベルギーでは、コルディールが一般道でスピード違反を犯し、6ヵ月の免許停止処分を受けたと報じられているのだ。
ベルギーの全国紙HLNの報道によれば、コルディールは2020年の12月に、179km/hで走行し、スピード違反で逮捕され、3600ユーロ(約50万円)の罰金と6ヵ月の運転禁止処分を受けたという。ヴィルトゥオーシはこれについては、まだコメントを発表していない。
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