【F2シルバーストン】レース1:ルクレールが5勝目! 松下は10位入賞

FIA F2シルバーストンのレース1が行われ、シャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウィンで今季5勝目を挙げた。

 FIA F2シルバーストンのレース1が行われ、プレマ・レーシングのシャルル・ルクレールがレース中のトラブルを乗り越え、ポール・トゥ・ウィンで今シーズン5勝目を飾った。

 アレクサンダー・アルボン(ARTグランプリ)は、昨日の予選中にナビル・ジェフリー(トライデント)の走行を妨害したとして3グリッド降格、ロバート・ビショイユ(カンポス・レーシング)は前戦オーストリアでニック・デ・ブリーズ(ラパックス)と接触したことへのペナルティで3グリッド降格となっていた。

 スタートでのタイヤ選択は別れ、ポールポジションのルクレールや2番手のオリバー・ローランド(ダムス)、3番手のノーマン・ナトー(アーデン)らはソフトタイヤ、8番手の松下信治(ARTグランプリ)はハードタイヤでのスタートとなった。

 フォーメーションラップを終えた後、デ・ブリーズはグリッドに着いたところでエンジンがストールしてしまい、スタートが延期された。2度目のフォーメーションラップに向かう際もデ・ブリーズは発進できず、さらにアルボンとカラム・アイロット(トライデント)も発進できなかった。なお、これでレースは1周短くなり28周で行われることになった。

 2度目のスタートでは、ルクレールは首位を守り、3番手のナトーがひとつ順位を上げる。松下もスタートを決めて5番手まで順位を上げた。松下の後ろからは、戦略の異なるアルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)が5番手を狙う。オープンニングラップでは松下が順位をポジションを守るも、2周目にはマルケロフの先行を許した。

 さらに松下の後ろからはセルジオ・カナマサス(ラパックス)が迫る。一方松下も前のマルケロフを追ってDRS圏内まで迫り、5周目には5番手のポジションを取り返した。

 7周目、ソフトタイヤでスタートしたナトー、ローランド、ジョーダン・キング(MPモータースポーツ)、マルケロフ、ニコラス・ラティフィ(ダムス)らがピットに入った。

 同じく7周目、単独で先頭を走っていたルクレールのマシンから白煙が上がる。エンジンカウルが焦げており、ルクレールはピットへ向かった。しかしハードタイヤに交換して問題なく5番手でコースへ復帰し、タイム的にも他のドライバーと遜色ないペースで走行を続けた。

 6番手のナトー以下ローランド、キング、マルケロフらはタイヤ交換後も順位を争っており、14周目にはキングがマルケロフの前に出て8番手に浮上。しかし翌周にはマルケロフが8番手を奪い返す。激しいポジション争いが繰り広げられた。さらにはナトーやローランドは、タイヤ交換を行っていないアルボンをパスして、それぞれ5番手、6番手まで順位を上げた。

 15周目、ルクレールはファステストラップをマーク。この時点では、ピットインを行っていない松下がトップを走っていたが、その松下よりもルクレールは1秒ほど速いペースであり、松下がピットインを行う間にトップをに戻ることができるだけの速さだった。

 松下は22周目にようやくピットイン。ソフトタイヤに履き替え、10番手でコースに復帰した。そしてその間に、ルクレールは首位に浮上した。

 マシンから白煙が上がったり、レース終盤には左のミラーが外れるなど、今回のレースでは複数のトラブルに見舞われたルクレールだったが、2番手に8秒以上の差をつけて今シーズン5勝目を飾った。

 スタートで順位を上げたナトーが2位、逆にナトーの先行を許したローランドが3位に入った。

 松下は10位でレースを終えた。24周目にはファステストラップを記録しており、合計で3ポイントを獲得した。

 明日のレース2は、タイヤ交換義務なしのスプリントレースで行われる。

 →【リザルト】FIA F2シルバーストン:レース1

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この記事について
シリーズ FIA F2
イベント名 シルバーストン
サーキット シルバーストン
ドライバー シャルル ルクレール , ノーマン ナトー , オリバー ローランド
チーム プレマ・レーシング
記事タイプ レースレポート