【F2ハンガロリンク】レース1:ローランドが2勝目。松下は5位入賞!

FIA F2ハンガロリンクのレース1が行われ、ダムスのオリバー・ローランドが今シーズン2勝目を飾った。

 FIA F2ハンガロリンクのレース1が行われ、フロントロウからスタートしたダムスのオリバー・ローランドが2勝目を飾った。

 昨日の予選で開幕から7戦連続でポールポジション獲得かと思われたシャルル・ルクレール(プレマ・モータースポーツ)だったが、予選後の車検で車両違反が見つかったため、このレース1を最後尾からスタートすることになった。これにより、予選2番手のローランドがトップからのスタートになり、松下信治(ARTグランプリ)も8番手からのスタートとなった。

 グリッド上ではノーマン・ナトー(アーデン)のマシンに不具合が発生したようで、チームはギリギリまで作業を行なったが、結局ナトーはフォーメーションラップにスタートすることができず、マシンをピットに戻した。

 フォーメーションラップ後、ナビル・ジェフリー(トライデント)がグリッド位置を間違えたため、エクストラフォーメーションラップが行われた。これにより、レースは1周減算され、36周となった。なおこの間に修復作業を終わらせたナトーは、同一周回でピットレーンスタートを切ることができた。

 2番手スタートのアルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)が良いスタートを切ってトップに浮上。オリバー・ローランド(ダムス)が2番手に下がった。ジョーダン・キング(MPモータースポーツ)は3番手を守り、ニコラス・ラテフィ(ダムス)は4番手に順位を上げた。翌周ラティフィは3番手を狙うも、ここはキングがポジションを守りきった。

 最後尾スタートのルクレールは、スタートで7台以上のマシンを抜き、2周目の時点で11番手までポジションを上げた。8番手スタートの松下は、前を走るルカ・ギオット(ロシアン・タイム)狙うも、ポジションを上げられず。後方からはチームメイトのアレクサンダー・アルボン、セルジオ・カナマサス(ラパックス)が迫っていた。

 8周目、ラティフィは2箇所のDRSゾーンをうまく利用して3番手のキングをパス。キングはポジションを取り返そうとするも、今度は後ろからニック・デ・ブリーズ(ラパックス)が迫り、デ・ブリーズが前に出た。

 10周目、キングや松下、カナマサスらがピットイン。ソフトタイヤからミディアムタイヤへ履き替えた。翌周にはローランドやジェフリーらもピットに入った。この間にルクレールは7番手までポジションを上げ、前を走るアルボンを狙っていた。

 12周目には先頭のマルケロフがピットイン。さらにアントニオ・フォッコ(プレマ・モータースポーツ)もピットインを行なった。しかしタイヤ交換後、フォッコはトラブルによりピットレーンでマシンを止め、そのままマシンを降りてしまった。

 他車のタイヤ交換の間に2番手まで上り詰めたルクレールは、15周目にはトップのアルボンをパスしてついに隊列の首位に浮上した。

 スタートで順位を落としたローランドだったが、ピットインを絡めてマルケロフの前にポジションを戻した。さらにタイヤ交換を行なっていないアルボンらをパスし、2番手まで浮上した。アルボンは6番手までポジションを下げてしまい、22周目にピットインを行うも、18番手までポジションを落とすことになった。さらにはルクレールも同じ22周目にピットイン。13番手でコースに復帰した。

 25周目、1コーナーで9番手のロベルト・ビショイユ(カンポス・レーシング)と、前を狙う10番手のカナマサスが接触。11番手のルクレールはこの接触を避けてポジションをふたつ上げたが、これによりセーフティカーが出動した。この時点での隊列は、トップからローランド、マルケロフ、ラティフィ、デ・ブリーズ、松下というトップ5。ルクレールは9番手だった。

 27周目にセーフティカーがピットに戻り、リスタートではルクレールは3台をパスし6番手まで浮上した。

 先頭のローランドを追っていたマルケロフだが、34周目にホームストレート右側の芝生に乗ってしまい、そのままターン1を突っ切ってランオフエリアに突っ込んでしまった。これにより二度目のセーフティカーが出動した。この接触はローランドがマルケロフを押し出したようにも見えたため、レース後に審議されることになった。

 セーフティカーは最終ラップに撤収したが、そのままポジションを変動させることは許されず、各車チェッカーまで隊列をキープし、レースは終了となった。

 結局ローランドが今シーズン2勝目を挙げた。チームメイトのラティフィが2位に入り、ダムスがワンツーを飾った。またダムスは、チームランキングでプレマを逆転し首位に立った。3位には7番手スタートのデ・ブリーズが入った。

 マルケロフのクラッシュで5位にポジションを上げたルクレールは、その後松下をパスし4番手まで浮上。最後尾からのスタートだったことを考えれば、上出来以上の結果と言えよう。松下は5位入賞を果たした。

 明日のレース2は、タイヤ交換なしのスプリントレースで行われる。

 →【リザルト】FIA F2ハンガロリンク・レース1

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この記事について
シリーズ FIA F2
イベント名 ブダペスト
サーキット ハンガロリンク
ドライバー オリバー ローランド
チーム ダムス
記事タイプ レースレポート