F2モンツァ決勝レース1:ギオットが今季初優勝。PPスタートの松下3位

F2のモンツァラウンドのレース1が行われ、ルカ・ギオットが優勝。ポールポジションスタートの松下信治が3位表彰台を獲得した。

 FIA F2のモンツァラウンドが行われ、ロシアンタイムのルカ・ギオットが優勝を果たした。

 大雨の影響でF1の予選が2時間半にわたって中断されたため、F2のレース1は予定より大きく遅れて行われることになると共に、完全にウエットコンディションであり、セーフティカー先導でのレーススタートとなった。

 各車が周回を重ねたことで、コース上が乾いていったため、現地時間の18時40分頃セーフティカーがピットに戻った。これでグリッドからのスタンディングスタートを行うことが宣言されたが、サンティノ・フェルッチ(トライデント)がグリッド上でエンジンを止めてしまったため、追加のフォーメーションラップが行われることになった。

 結局7周が減算され、23周のレースがスタート。ポールポジションからスタートしたのは、ARTグランプリの松下信治だ。しかし、ニック・デ・ブリーズ(レーシング・エンジニアリング)が好スタートを決め、松下の前に出る。ただ、1コーナーのイン側をアルテム・マルケロフ(ロシアンタイム)が強引に突いたことで、デ・ブリーズと接触。アウト側にいた松下はコース外に追いやられてしまう。松下はなんとか2番手をキープしたものの、7番グリッドスタートから一気に順位を上げてきたシャルル・ルクレール(プレマ)にパラボリカで抜かれ、3番手に落ちててしまう。

 上位2台が1分49秒台で走るのに対して、松下のペースは1分51秒台。あっという間に引き離されていく厳しいレースとなった。また後方からは、オリバー・ローランド(ダムス)ら数名からの攻撃を受け、8周目にはローランドのパスを許し、さらに9周目にはルカ・ギオット(ロシアンタイム)にも抜かれてしまう。

 レースが残り10周となろうかというところで、数台のマシンがピットインを実施。松下がピットに向かったのは16周を走り終えた時だった。ルクレールはその1周後にピットインする。先頭を行くデ・ブリーズも18周を走り終えた時にピットに入り、タイヤを交換した。

 19周目、レズモの手前でローランドのマシンから左リヤタイヤが脱落。ローランドはコース上にマシンを止めてしまったため、セーフティカーが出動することになった。

 22周目からレース再開。ターン1でルクレールがデ・ブリーズに並びかける。しかしルクレールは止まりきれず、オーバーランしてしまう。その間に、デ・ブリーズにはギオットが並びかけ、激しいバトルを繰り広げる。

 デ・ブリーズとギオットがサイド・バイ・サイドの状態で最終ラップへ。このバトルの間に、ルクレールや松下らが近づいている。

 しかしルクレールはデ・ブリーズに寄せられ接触。ルクレールはウォールにクラッシュし、デ・ブリーズは左リヤタイヤをパンクさせてしまう。

 これで楽になったのはギオット。ギオットはこれで後続との差を開き、トップでチェッカーフラッグを受けた。2番手にはアントニオ・フオッコ(プレマ)が入った。松下は最終ラップでフオッコ攻略を狙ったが、結局0.3秒及ばず、3位フィニッシュになった。ルクレールはなんとか完走を果たしたものの、結局17位に終わった。

→FIA F2モンツァラウンド レース1:決勝結果

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この記事について
シリーズ FIA F2
イベント名 モンツァ
サーキット モンツァ
記事タイプ 速報ニュース