【F2】バクーFP:トラブル多発。首位はデ・ブリーズ。松下は12番手
FIA F2第4戦バクーのフリー走行が行われ、ラパックスのニック・デ・ブリーズがトップタイムを記録した。

FIA F2選手権第4戦バクーのフリー走行が行われ、ラパックスのニック・デ・ブリーズがトップタイムを記録した。45分間に渡って行われた今回のセッションでは、トラブルが多発したため、ドライバーたちはわずかな走行時間の中で、フリー走行のプログラムを実行することとなった。
セッション開始から15分後、セルゲイ・シロトキン(ART)がセクター3でマシントラブルに見舞われ、コースサイドにマシンを停車。その後バーチャルセーフティカーが宣告され、10分後に一時赤旗中断となった。
シロトキン車の回収が完了し、セッションが再開された時にドライバーたちに残された走行時間は15分ほどであった。
まだ満足に走行できていないドライバーたちは、一斉にコースインするも、セッション残り10分というところでオリバー・ローランド(DAMS)がクラッシュを喫し、再びバーチャルセーフティカーが宣告された。
残り5分のところでセッションが再開。多くのドライバーがアタックラップを行い、結局デ・ブリーズがトップタイムを記録した。デ・ブリーズは前回のモナコ戦レース2でF2初優勝を飾っている。
2番手はMPモータースポーツのジョーダン・キングだったが、チェッカーフラッグを受ける手前、セクター3でシロトキンと同様にマシントラブルに見舞われ、マシンを停めた。
3番手はセッション序盤でトップタイムだったルカ・ギオット(ロシアンタイム)だった。
セッション後半で走行を行わなかった松下信治(ART Grand Prix)は、12番手に終わった。なお松下は、シロトキンがマシントラブルを抱え、バーチャルセーフティカーが宣告されるまでは3番手に位置していた。
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この記事について
シリーズ | FIA F2 |
イベント | バクー |
ロケーション | バクー・シティ・サーキット |