【F2】ルクレールとローランド、車両違反でレース1の結果を剥奪

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【F2】ルクレールとローランド、車両違反でレース1の結果を剥奪
執筆: Alex Kalinauckas
2017/08/27 7:32

スパのレース1で優勝したルクレールと3位のローランドは、レース後の車検で違反が見つかり、レース1の失格が決まった。

 土曜日に行われたレース1では、ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレール(プレマ・モータースポーツ)が圧勝。アルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)が最後の最後に逆転で2位を獲得し、オリバー・ローランド(ダムス)は3位でレースを終えた。しかしF2は、レース後の車検でルクレールとローランドのマシンのフロアに違反が見つかったため、彼らを失格とすることを発表した。

 F2の出した声明には、以下のように書かれていた。

「2台のマシンは、通常通りレース後の車検にかけられた。その際両方のマシンにダメージが見つかった」

「フロアの板を取り外して検査したところ、板の厚さが許容された数値を下回っていた」

 また2位のマルケロフも、レース終盤にローランドと順位を争っていた際のインシデントについて、審議にかけられていた。終盤3番手を走行していたマルケロフは、最終ラップでローランドを追い抜いたものの、最終コーナーで4輪ともコース外へ飛び出してしまった。その際2位を獲得するために利益を得たのではないかとして、審議されることになっていた。

 マルケロフは、”トラックリミットを超え、アドバンテージを得た”として5秒ペナルティを課された。なお一方のローランドも、”相手をコース外へ押し出した”として、同じく5秒ペナルティを受けたが、ペナルティは相殺された。

マルケロフの今季3勝目が確定

 今回のレース結果の変更により、マルケロフがレッドブルリンクのレース2以来の優勝となり、2位にはチームメイトのルカ・ギオットが繰り上がった。また3位には、アントニオ・フォッコ(プレマ・モータースポーツ)が入った。

 グスタフ・マルヤ(レーシング・エンジニアリング)とニック・デ・ブリーズ(レーシング・エンジニアリング)は4位と5位で変わらず、以下6位にセルジオ・セッテ・カマラ(MPモータースポーツ)、7位にロベルト・メリ(ラパックス)となった。

 8位にはノーマン・ナトー(アーデン)が入り、レース2はナトーとメリがフロントロウからスタートすることになる。

 ルクレールは失格により、今シーズン6勝目はお預けとなった。また彼は2ラウンド連続で失格の裁定を受けることになってしまった。

 前戦ハンガロリンクでは、彼はF2の記録を破る7戦連続のポールポジションを獲得したかと思われた。しかしレース後の車検で車両違反が発覚し、予選結果を剥奪されてしまっている。

プレマ、「不注意による」ミスだと認める

 ルクレールの所属するプレマ・モータースポーツは、この決定に抗議をするつもりはなく、マシンのフロアについては不注意により起きてしまったことだと説明した。

 チームが出した声明には、次ように書かれている。

「(7箇所の測定において、0.2mm以内ではあるが)規定を下回っていたことは、予期せぬダメージであり、ベルギーのサーキットの特徴によりそれが強調されてしまった」

 ランキング首位のルクレールと2位のローランドの両者の失格が決まったため、彼らのポイント差は54のままである。またランキング3位のマルケロフは、今回の優勝によりローランドとの差を8ポイントまで縮めた。

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この記事について

シリーズ FIA F2
イベント スパ・フランコルシャン
ロケーション スパ・フランコルシャン
ドライバー オリバー ローランド , シャルル ルクレール
執筆者 Alex Kalinauckas
記事タイプ 速報ニュース