【F2】新世代F1同様、2018年F2マシンは”アグレッシブ”なスタイルに

2018年にデビューする予定の新しいF2マシンは現世代のF1マシン同様、アグレッシブなスタイリングになると、F2代表は語った。

 2016年までGP2と呼ばれていたシリーズは、現在FIAの管轄下に入り、FIA-F2選手権として新しく生まれ変わった。現在のF2マシンは2011年からGP2マシンとして使われてきたモノだが、2018年からは新車が導入される予定である。

 シリーズの代表を務めるブルーノ・ミシェルは、新しいマシンは現行マシンと同じパーツを可能な限り使用して製造されるが、その見た目は2017年シーズンからF1が採用している外観に基づいていると説明した。

「現時点でコストは非常に重要な要素なので、できるだけ多くの部品を現世代のマシンと共有し、チームの費用を節約しようとしている」と、ミシェルはmotorsport.comに語った。

「しかし、マシンの見た目は全く異なり、F1と同じタイプの外観になるだろう」

 ミシェルは、新しいF2マシンのエンジンを引き続きメカクローム社が製造することを認めた。同社は現在、GP3シリーズにも3.4リッター6気筒エンジンを供給している。

 エンジンのデザインベースはGP3と共有されると見られているが、F2で使用されるモノはターボ付きになり、GP3で使用されている自然吸気エンジンよりも大きなパワーを生むことになる。コストの問題により、F1で使用されているハイブリッドシステムは搭載されない。

「すでに設計は完了しており、6月中に最初のマシンを組み上げるべく、プロトタイプのパーツを製造している段階だ。マシンのテストは、7月中旬からスタートする」とミシェルは語った。

「エンジンは現在、ベンチで耐久テストなどが盛んに行われており、順調に進んでいる」

タイヤの劣化は”そのまま”

 ミシェルは、近年このシリーズの特徴でもあった劣化しやすいタイヤは、2018年も維持されることを認めた。

 完璧な管理を必要とする、敏感で劣化しやすいタイヤを使用することで、昇格してきたばかりのドライバーにとって不公平になるのではないかと尋ねられたミシェルは、タイヤの管理は全てのドライバーが学ぶべきスキルであるという自身の信念を述べた。

「レースを非常に面白いものにするために、我々はピレリにある種のデグラデーションを要請している」と彼は語った。

 ミシェルは、シャルル・ルクレール(プレマ)が素晴らしいパフォーマンスを見せ、6番グリッドから勝利したバーレーンでのレース2を、タイヤ劣化によって面白くなったレースの例に挙げた。

「バーレーンで行われたF2の(スプリント)レースは驚くべきものだった。あれこそが我々が成し遂げたいモノだ」

「タイヤの劣化は、レースの始めと終わりで1周あたり2.5秒から3秒遅くなるようにする。もしできれば、バーレーンで見たように、かなり緩やかに劣化した後、突然大きくタイヤの性能が落ちるようにしたい」

「それは素晴らしいレースを生み、ドライバーたちがどのようにタイヤが機能するかを学ぶことにもつながる。それが、我々が理想的だと考えていることだ」

「それが不公平なことだとは思わない。それは学習なんだ。彼らは、自分たちがもっているマテリアルでレースをするということを学ばなければならない」

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