F2、来年から使用する新マシン『F2 2018』を発表。F1との類似点も

F2は、2018年から使用する新マシン『F2 2018』をモンツァで初披露。現代のF1マシンによく似た特徴を持っているようだ。

 8月31日、モンツァにて、来年からF2で使用される予定の『F2 2018』と呼ばれるマシンが発表された。このF2 2018には、頭部保護デバイスのハロが取り付けられているのが印象的だ。

 このマシンは、新世代のF1マシンとよく似たデザインとなっている。

 これまでと同じくダラーラが手がけるF2の2018年用シャシーは、その名も”F2 2018”。よりアグレッシブなボディワークとなっている。これまでのマシンよりも全長が159mm長くなり、重量はドライバーの体重を含め32kg増した。なお横幅は1900mmで、現行のマシンと同じである。

 エンジンは、メカクローム社製のターボチャージャー付き3.4リッターエンジンを使用する。出力は620馬力、回転数は8750rpmである。

 アップデートされたECUの搭載により、DRSや、またバーチャルセーフティカーなどを含むすべての電気系システムもアップグレードされた。これらの分野の開発により、今後のコストコントロールが目指されている。

 またECUやパワー供給をマネージメントするユニットは、マニエッティ・マレリ社が供給するものを使うことになっている。

 タイヤは引き続きピレリを使用するが、ホイールサイズは2016年のF1マシンに基づいたものを使用することになる。

 F2シリーズの代表であるブルーノ・ミシェルは、このF2 2018を用いることで、オーバーテイクを促進することが狙いだと語った。

「我々の狙いは、パワフルで、安全で、チャレンジングで、それでいてオーバーテイクを生み出すことができるようなマシンを用意することだ。新しいエアロダイナミクスのパッケージのおかげで、レースの価値を高め、ファンにより素晴らしいエンターテイメントをお見せできると信じている」

「チームのためにも、コストをコントロールしながらこれらのことを調和させていくというのが我々の考えだ。F2 2018はコスト制限を続け、チームに魅力的なパッケージを提供することができるだろうと我々は考えている」

 F1のレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、このマシンについて、”我々はシングルシーターのピラミッドを整えようとしている。これはFIAにとっても重要なことだ”と述べた。

「ジュニアフォーミュラのはしごを作るという計画は、ドライバーが次のステップへ向けてより良い準備をするためのマシンを用意するためのものだ」

「F2にとっても、我々が教育だけでなく、F1で最も輝くための準備ができるようにすることも必要になってくる」

「シングルシーターのマシンに最高レベルの安全性をもたらし、より美しくし、そしてこのふたつの点で現代のF1マシンにより近づけるために、マシンを改善してきた」

 このF2 2018は今年の7月にマニクールでシェイクダウンが行われ、年末を迎えるまでにはさらに二度のテストが行われる予定になっている。このテストでは、マシンパフォーマンスの素質に焦点を当ててテストを行うと考えられている。

 最初のマシンは2018年の1月中旬にデリバリーされ、2台目は2月に届けられる予定だ。

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シリーズ FIA F2
記事タイプ 速報ニュース