登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
レースレポート

F2アブダビ・レース1:セッテ・カマラがポールトゥウイン。松下信治は2位表彰台

FIA F2アブダビラウンドのレース1はセルジオ・セッテ・カマラがポールトゥウインを達成。松下信治は2位表彰台を獲得した。

Nobuharu Matsushita, Carlin

写真:: Joe Portlock / Motorsport Images

 FIA F2最終戦アブダビラウンドのレース1が行なわれ、セルジオ・セッテ・カマラ(DAMS)が優勝。松下信治(カーリン)は2位表彰台を獲得した。

 前日に行なわれた予選では、セッテ・カマラがポールポジションを獲得。カラム・アイロット(ザウバー/チャロウズ)が2番手でフロントロウにつけた。2列目はカーリン勢が占め、松下信治は4番手からのスタートとなった。佐藤万璃音(カンポス)は15番グリッドだ。

 スタートでは、3番グリッドのルイ・デレトラ(カーリン)がホールショットを奪い、アイロット、セッテ・カマラが続いた。松下は周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)に一旦はかわされ5番手となったが、すぐさまポジションを取り返した。

 今回のレースではスーパーソフト、ソフトという2種類のタイヤが持ち込まれているが、スーパーソフトタイヤを履いたドライバーはタイヤの性能劣化が激しいのか、軒並みペースが上がらない。

 一方、上位陣にも関わらずソフトタイヤでのスタートを選択した松下はペースが良く、4周目にセッテ・カマラ、アイロット、デレトラを次々とオーバーテイク。ラップリーダーとして5周目に突入した。

 ピットウインドウがオープンとなる6周目には、スーパーソフトタイヤを履いたマシンが駆け込むようにピットへ。これで松下、周、ジュリアーノ・アレジ(トライデント)というトップ3となった。

 10周目、マハーヴィール・ラグナタン(MPモータースポーツ)がターン17でオーバーランし、そのままストップ。このマシンを処理するため、バーチャルセーフティカーが発令された。

 翌周にはアーテム・マルケロフ(BWTアーデン)のマシンがスローダウンし、この日2台目のリタイアとなった。

 首位を走る松下は、2番手の周とのギャップを保ちながら周回を重ねる。タイヤ交換を済ませたドライバーの中での最上位はデレトラで、彼はファステストラップを刻むなどプッシュし、レースが折り返しを迎えた頃には5番手に浮上した。

 しかしデレトラはプッシュが祟ったのか、その後はペースが上がらず、松下との差が若干広がる格好となった。

 レースが残り10周を切ると、周がじわりじわりと松下に接近してくる。4〜5秒あったギャップが残り6周の段階で1秒前後に詰まった。

 ペースが落ちた松下だが、なんとか首位の座をキープして27周目にピットイン。デレトラ、セッテ・カマラの後ろで復帰し、残り4周をスーパーソフトタイヤで戦うこととなった。

 翌周には周がピットインしたが、右リヤタイヤの交換に手間取った。さらに松下がフレッシュタイヤでマージンを稼いでいたため、順位が入れ替わることはなかった。

 その間に首位が交代。セッテ・カマラが首位に立ち、デレトラを引き離しにかかった。

 残り2周、デレトラに松下が迫る。デレトラは抵抗したが抑えきる力は残っておらず、松下が2番手に浮上した。

 セッテ・カマラはそのまま逃げ切りトップチェッカー。レース1では初めての優勝となった。2位には松下、3位にはファイナルラップでデレトラをかわした周が入った。

 今回の優勝で、セッテ・カマラはランキング4番手から2番手に浮上した。また、DAMSは2019年シーズンのチームチャンピオンを確定させた。なお、佐藤は18位完走となった。

【リザルト】FIA F2アブダビラウンド:レース1結果

順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 前車との差 Mph ポイント
1 Brazil セルジオ セッテ・カマラ France ダムス 31 1:02'17.011     165.750 25
2 Japan 松下 信治 United Kingdom カーリン 31 1:02'22.160 5.149 5.149 165.522 18
3 China チョウ グアンユー United Kingdom ユニ・ヴィルトゥオーシ 31 1:02'24.776 7.765 2.616 165.407 15
4 Switzerland ルイ デレトラ United Kingdom カーリン 31 1:02'27.930 10.919 3.154 165.267 12
5 United Kingdom カラム アイロット Czech Republic Charouz Racing System 31 1:02'32.992 15.981 5.062 165.044 10
6 Italy ルカ ギオット United Kingdom ユニ・ヴィルトゥオーシ 31 1:02'37.396 20.385 4.404 164.851 8
7 Canada ニコラス ラティフィ France ダムス 31 1:02'42.796 25.785 5.400 164.614 6
8 France ジュリアーノ アレジ Italy トライデント 31 1:02'49.260 32.249 6.464 164.332 4
9 Germany ミック シューマッハー Italy プレマ・レーシング 31 1:02'58.913 41.902 9.653 163.912 2
10 Russian Federation ニキータ マゼピン France ARTグランプリ 31 1:03'05.691 48.680 6.778 163.619 1

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 ラグナタン、今季2度目の出場停止を“ルールの抜け穴”によって回避
次の記事 FIA F2アブダビ・レース2:ギオット今季4勝目。松下信治は7位入賞

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本