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角田裕毅、今季2勝目で一躍タイトル候補に浮上も「プレッシャーはあまり感じていない」

FIA F2第7戦レース1で勝利し、ポイントランキング3番手に浮上した角田裕毅だが、タイトル争いに向けてプレッシャーはあまり感じていないと語った。

Yuki Tsunoda, Carlin, 1st position, on the podium

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1直下のカテゴリーで、日本人ドライバーがついにタイトルに手が届く位置まで登りつめてきた。FIA F2第7戦スパ・フランコルシャンのレース1で、ポールポジションからスタートした角田裕毅(カーリン)はニキータ・マゼピン(ハイテック)と最終ラップまで激しいバトルを展開した結果、トップチェッカーこそ逃したものの、マゼピンにタイムペナルティが科されたことによって今季2勝目を手にした。これで角田はポイントランキング3番手に浮上した。

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 レース終盤、角田は前を行くマゼピンにプレッシャーをかけ、ケメルストレートエンドのターン5で度々並びかけた。しかしながらマゼピンは角田のラインを複数回に渡って塞ぎ、角田をコース外へ追いやる形となってしまったため、ペナルティが科された。

 レース後にはマゼピンがパルクフェルメでリザルドボードを跳ね飛ばすなど、不満をあらわにするかのようなシーンも見られたが、レース当時の状況を角田はこう説明する。

「DRSゾーンでは追い越すことができなかったので、僕はターン5でアウト側からオーバーテイクを試みました」

「僕はオーバーシュートもしていませんし、その時点ではコーナーに進入する十分なスペースがありましたが、結果的にスペースは残されませんでした。僕はコースアウトして、縁石に乗って跳ねたりしたのでマシンには良くありませんでした。正直悔しかったですけど、冷静になろうとしました」

「先ほども言ったように、このレースはアントワーヌ(ユベール)のためのレースなので、最後までとにかくプッシュしようと思いました。結果的には優勝ということになったので、とても嬉しいです」

 そう語った角田。そもそもポールポジションスタートからトップを快走していた角田がマゼピンの先行を許したのは、ピットストップでタイムロスがあったためだが、彼はアンセーフリリースを防ぐために仕方のないタイムロスだったと話し、チームを責めることはしなかった。

「ピット作業を終えてファストレーンに再合流しようとしたら、マシンが後ろにいました。あそこで急いで合流していたら、アンセーフリリースを取られていたでしょう。かなりギリギリでしたから。リスクを冒さないようにしたメカニックは良い仕事をしたと思います。良い形でコースに出してくれたメカニックに感謝の言葉を言いたいです」

 これで角田の獲得ポイントは111となり、前述の通りポイントランキング3番手に浮上した。ポイントリーダーのカラム・アイロット(ユニ-ヴィルトゥオーシ)は122ポイント、同2番手のロバート・シュバルツマン(プレマ)は115ポイントであることを考えると、レース2の結果次第では首位浮上の可能性もある。

 F2参戦1年目でのチャンピオン獲得も現実味を帯びてきた角田。タイトルの有力候補に浮上したことで、プレッシャーは増しているのか? 考え方に変化はあるのか? そう尋ねられた角田は、あくまで冷静にこう答えた。

「正直、あまりプレッシャーは感じていません」

「僕は常に挑戦者の気持ちでいます。特に今年はルーキーですし、昨年とも状況は違います。今年はタイヤも変わったので、経験豊富なドライバーのアドバンテージが少ないというのもあります」

「今後僕がチャンピオンシップで1番手になっても、最後までプッシュし続けます。それによってレースをセーブしたりすることはないです」

「F1ドライバーになるために、今日のように常に全力を尽くします。だからプレッシャーはありません。最後までプッシュするだけです」

 

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