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予選レポート

F2シュピールベルク予選:周がPP獲得。角田12番手、松下、佐藤は後方に沈む

FIA F2開幕ラウンドの予選が行なわれ、ユニ-ヴィルトゥオーシの周冠宇がポールポジションを獲得した。カーリンの角田裕毅は12番手だった。

Yuki Tsunoda, Carlin

Yuki Tsunoda, Carlin

Formula Motorsport Ltd

 2020年FIA F2の開幕ラウンドであるシュピールベルク戦の予選がオーストリアのレッドブルリンクで行なわれた。ポールポジションを獲得したのは周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)で、タイムは1分14秒416だった。日本勢は角田裕毅(カーリン)の12番手が最上位となった。

 新型コロナウイルスの流行によって遅れていた2020年のF1がレッドブルリンクで開幕したが、時を同じくしてFIA F2も同地で開幕。今季は角田、松下信治(MPモータースポーツ)、佐藤万璃音(トライデント)と3人の日本人ドライバーが参戦しており、注目のシーズンとなる。

 30分間の予選セッションがスタートすると、ほとんどのドライバーがなだれ込むようにしてコースインしていった。フリー走行でトップタイムを記録するなど、ルーキーながらいきなり速さを見せている角田は、集団の後方につけた。

 角田は2度目のアタックで1分15秒193を記録してトップに浮上した。しかし周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)、チームメイトのユアン・ダルバラ、ルイ・デレトラ(チャロウズ)に上回られてしまう。

 4番手に落ちた角田はその後のアタックで自己ベストを更新していたが、ターン9でピットに入ろうとしていたミック・シューマッハー(プレマ)と交錯。コースアウトしてしまい順位を上げることはできなかった。

 セッション中盤、多くのマシンがアタックを終えてピットへと引き上げていく中、この時点で18番手となっていた松下は、トラフィックを避けてコース上にひとり留まりタイムを計測したが、アタックをまとめることができず、自己ベストは更新できなかった。

 残り10分を切ると、各車が最後のアタックに向け再びコースへ。松下のチームメイトでルーキーのフェリペ・ドルゴビッチがタイムを更新し、3番手に食い込んできた。

 そんな中、佐藤がターン4の出口でスピンしコースオフ。マシンを回収するため、セッションは残り5分で赤旗中団となった。

 ほどなくしてセッションは再開。ポールポジションに向けた最後の戦いが始まった。クリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)がタイムを1分14秒台に入れて2番手に浮上すると、トップの周は自身のタイムを1分14秒416に更新した。その後ドルゴビッチとカラム・アイロット(ユニ-ヴィルトゥオーシ)がルンガーのタイムを上回り2、3番手に飛び込むも、周にはコンマ4秒以上届かなかった。

 そしてセッション終了間際にニキータ・マゼピン(ハイテック)がスピンしてコース脇にストップ。イエローフラッグが振られ、これ以上のタイム更新は不可能となった。

 F2で2年目の周は昨年のシルバーストン戦以来2度目のPP。フロントロウにはダークホースのドルゴビッチがつける形となった。

 角田はセッション終盤に思うようにタイムを上げられなかったことが響き、最終的に12番手で予選を終えた。チームメイトで同じレッドブル育成のライバルであるダルバラは6番手だった。

 なお、松下と佐藤は共に下位に沈み、それぞれ21番手、22番手に終わった。

 
順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 前車との差 Mph
1 China チョウ グアンユー United Kingdom ユニ・ヴィルトゥオーシ 15 1'14.416     209.277
2 Brazil Felipe Drugovich Netherlands MPモータースポーツ 15 1'14.880 0.464 0.464 207.980
3 United Kingdom カラム アイロット United Kingdom ユニ・ヴィルトゥオーシ 15 1'14.884 0.468 0.004 207.969
4 Denmark Christian Lundgaard France ARTグランプリ 16 1'14.922 0.506 0.038 207.864
5 Germany ミック シューマッハー Italy プレマ・レーシング 15 1'14.952 0.536 0.030 207.780
6 India Jehan Daruvala United Kingdom カーリン 14 1'15.028 0.612 0.076 207.570
7 Italy ルカ ギオット Hitech Grand Prix 14 1'15.044 0.628 0.016 207.526
8 Russian Federation Robert Shwartzman Italy プレマ・レーシング 14 1'15.051 0.635 0.007 207.506
9 United Kingdom ダニエル ティクトゥム France ダムス 16 1'15.128 0.712 0.077 207.294
10 Switzerland ルイ デレトラ Czech Republic Charouz Racing System 16 1'15.151 0.735 0.023 207.230
 

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