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「プレッシャーはむしろ力になる」ランク3番手の角田、残る2ラウンドでF2王者目指す

FIA F2選手権に挑戦している角田裕毅は、残る2ラウンドで全力を尽くし、チャンピオンを目指して戦っていくと語った。

Yuki Tsunoda, Carlin celebrates on the podium with the trophy

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 2020年のFIA F2でランキング3番手につけている角田裕毅(カーリン)。残すはバーレーンでの2ラウンドのみとなったが、彼はタイトル獲得を目指して、全力を尽くしていくと誓った。

 昨年イェンツァーからFIA F3に参戦した角田は、トップチームと比べて一段劣る体制ながら、優勝を挙げるなど光る速さを見せた。1年でF3を卒業しステップアップしたF2では、ルーキーながらここまで予選ポールポジション3回(ルーキー最多)、優勝2回(ルーキー2番手タイ)を記録する堂々たる活躍で、ポイントランキング3番手につけている。

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 角田がF1参戦に必要なスーパーライセンスを今季獲得するためには、ランキング4位以上でシーズンを終える必要がある。

 ランキング3番手の角田は147点を獲得しているが、同4番手のクリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)は145点、同5番手のロバート・シュバルツマン(プレマ)、同6番手のニキータ・マゼピン(ハイテック)は140点と、予断を許さない状況だ。残る2ラウンドのどちらかでノーポイントに終わるということがあれば、一気にランキングを下げてしまう可能性がある。

 トップのミック・シューマッハー(プレマ)とは40点以上の差がついている角田だが、彼は残りの2ラウンド4レースであくまでチャンピオンを獲ることを目指している。

「3番手から6番手は、まだ非常に僅差になっています。シーズンが終わった時、チャンピオンシップがどうなっているかは分かりません」

 角田はF2公式インタビューの中でそう語った。

「ルーキーとしてシーズンをスタートしたので何もかもが初めてで、とにかく開幕戦のフリー走行から出来る限りプッシュしていました」

「シーズン開幕前は予想していませんでしたが、ここまでとても良い仕事ができていると思います。チームのため、そして日本のファンの皆さんのためにレースをしているので、もっと良い結果を出したいですし、そのためにプッシュし続けたいと思います。トップとは大きな差がついていますが、僕の目標は変わらずチャンピオンシップで1番になることです」

 そんな角田は、第8戦モンツァのレース2でマシントラブルに見舞われ、続くムジェロ戦では速さを見せながらも不運が重なり、入賞ならず。3レース続けて無得点となり、流れを失っていた状態だったが、ソチ戦では予選でポールポジションを獲得し、レース1で2位。レース2でも堅実に6位でフィニッシュし、タイトル争いの天王山に向けて良い流れを引き寄せることができた。

 角田自身もソチでの走りには満足しており、バーレーンでの2連戦に向けて手応えを感じているようだ。

「ペースに関しては、ほとんどのレースウィークでフリー走行から良いと思います。ただソチでは、これまでのラウンドよりもマシンの調子が良かったです」

「僕たちはチームメイトのユアン(ダルバラ)と共にシミュレータで多くの作業をして、週末に向けて良い準備をしてきました。そのおかげで、最初からペースを上げることができました。エンジニアたちは本当に良い仕事をしてくれました」

「なので今回は良いレースウィークエンドになるだろうと予想していました。予選には自信を持って臨めましたし、全てうまくまとめることができました。チームとしてこれまでで最高の予選結果だったので、この調子でバーレーンに臨みたいと思います」

 レッドブルの期待、ホンダの期待、そして日本のレースファンの期待を背負い、F1昇格に向けて戦う角田。彼はこれまでにも、プレッシャーをものともしない常人離れしたメンタリティを披露してきたが、今回も「プレッシャーがかかるほど自分は良い状態になる」と言ってのけた。

「最後の2ラウンド共に結果を出さないといけないので、バーレーンに向けて集中しないといけません」

「僕としては、シミュレータでしっかり走って準備をして、最後までプッシュをしたいと思います。毎周、全てのコーナーで出来る限りプッシュします。そしてレースを楽しむことが、僕にとって一番大事なことで、鍵になると思います」

「ストレスフルな状況になるとは思います。でも僕はプレッシャーがかかればかかるほど、より良い状態になります。自分の将来のためにも、自分の力を最大限発揮できるように頑張ります」

 

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