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岩佐歩夢、2023年初勝利は課題としていたスプリントレース「昨年アブダビ戦のドルゴビッチとの対決が、良い”準備”になった」

FIA F2の第2ラウンド・ジェッダ戦のレース1で優勝した岩佐歩夢は、昨年最終戦で同年王者のフェリペ・ドルゴビッチとバトルを繰り広げたことが良い予行演習になったと語る。

Ayumu Iwasa, DAMS

写真:: FIA Formula 2

 FIA F2の2023年第2ラウンド、ジェッダ戦のレース1(スプリントレース)で、岩佐歩夢(DAMS)が優勝。今季初優勝を挙げた。岩佐曰く、非常に厳しい状況の中での逃げ切りだったものの、昨年最終戦アブダビ戦のフェリペ・ドルゴビッチとの戦いを制したことが、自信に繋がったという。

 岩佐は4番グリッドからレースをスタート。抜群の蹴り出しを見せて2番手に浮上すると、2周目の1コーナーでジャック・クロフォード(ハイテック)を料理し、首位に立った。その後はヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)やユアン・ダルバラ(MPモータースポーツ)の猛攻を受けたが、岩佐はなんとか耐え凌ぎ、20周を走り切ってトップチェッカー。FIA F2での3勝目、今季初優勝を手にした。なお、岩佐としてはスプリントレース初優勝である。

「すごくプレッシャーがかかっていました。去年のアブダビと同じような状況でした」

 そう岩佐は語った。岩佐は昨年のアブダビ戦フィーチャーレースで優勝したが、終始同年王者のドルゴビッチに苦しめられた。しかし岩佐はこれを抑えきり、トップチェッカーを受けた。今回のレースも、その当時と似た展開だったと、岩佐は言う。

「去年の状況を思い出しながら、うまく対処しようとしました。残念ながら、レースを通じてあまりスピードがありませんでしたから、セクターごとにペースを管理しなければいけませんでした」

「セクター2のシケインと、最終コーナーは問題なかったと思うので、うまくポジションを守ることができました。それでも、ギリギリでした。昨年のアブダビ戦は、今回のレースに向けた、本当に良いトレーニングになったと思います」

「プレッシャーは大きかったんですが、自分をコントロールすることができたと思います。自分が速いところと遅いところを考えて走っていました。そこから、ペースをマネジメントしようとしていたんです。アブダビも同じような状況だったので、うまくいったと思います」

 なお今回のレース中には、2度もセーフティカーが出された。岩佐はいずれも先頭でレース再開を迎えたが、様々な選択を考えていたと岩佐は明かす。

「まさか2度にわたってセーフティカーが出るとは思っていませんでしたが、全力で頑張りました」

 そう岩佐は言う。

「2回目のセーフティカーの時には、作戦を考えていました。その前とは、少し違う動きにしたかったんです。そのため、少し早く加速し始めたんです」

 
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