FIA F2 Silverstone

レッドブル育成ハジャーが今季3勝目! トップチェッカーのクロフォードは、アンセーフリリースに泣く……宮田莉朋17位|FIA F2シルバーストン フィーチャーレース

レッドブル育成のアイザック・ハジャー(カンポス)が、FIA F2のシルバーストン戦フィーチャーレースで優勝。今季3勝目を挙げた。宮田莉朋(ローディン)は17位と苦しいレースになった。

Isack Hadjar (FRA, Campos Racing)

Isack Hadjar (FRA, Campos Racing)

写真:: Sam Bagnall / Motorsport Images

 FIA F2の第8ラウンド、シルバーストン戦のフィーチャーレースが行なわれ、レッドブル育成のアイザック・ハジャー(カンポス)が優勝を手にした。宮田莉朋(ローディン)は17位だった。

 直前に行なわれたFIA F3のレースは、雨が降ったり止んだりの難しいコンディション。F2のレース前の時点でコースコンディションはドライとなっていたが、雨雲が近づく中フォーメーションラップが行なわれ、そして29周のレースがスタートした。

 ハジャーはポールスタートも蹴り出しが悪く、ポジションを落としてしまう。代わって首位に上がったのはARTグランプリのヴィクトー・マルタンス。オリバー・ベアマン(プレマ)も連れて2番手に上がった。

 一方もう1台のプレマ、前日のスプリントレースでF2初優勝を決めたアンドレア・キミ・アントネッリは、クシュ・マイニ(インヴィクタ)に追突されてスピン。エンジンがストールしてしまい、1周目でレースを終えることになった。これで、いきなりセーフティカーが出動した。

 3周目からレース再開。ただAIXレーシングのジョシュア・デュルクセンが、ハイテックのポール・アーロンと接触。デュルクセンはその影響でグラベルに埋まってしまい、リタイア。アーロンも右リヤタイヤをパンクさせてピットに戻った。この接触はアーロンに責任があるとされ、後に10秒のタイム加算ペナルティが科されることになった。

 この事故により、またもセーフティカー出動となった。

 7周目からレース再開。このタイミングで、リチャード・フェルシュホー(トライデント)やエンツォ・フィッティパルディ(VAR)がピットイン。タイヤ交換義務を消化した。

 8周目、3番手ハジャーがベアマンをオーバーテイクして2番手に浮上。しかしその直後、ハジャーとベアマンは同じタイミングでピットイン。順位そのままにコースに復帰した。

 9周を終えたところで先頭のマルタンスがピットイン。同じタイミングでジャック・クロフォード(DAMS)とゼイン・マローニ(ローディン)もピットストップを行なったが、ファストレーン合流時に接触しかけるシーンがあり、アンセーフリリースの可能性があるとして審議対象となった。

 ハードタイヤに履き換え、コースに戻ったハジャーのペースは良く、マルタンスにプレッシャーをかける。両者横並びになるシーンもあったが、マルタンスがハジャーをコース外に押し出すような格好となり、こちらも審議対象となった。

 ソフトタイヤでスタートしたドライバーたちが全車ピットストップを終えたことで、ハードタイヤを履いてスタートしたフランコ・コラピント(MPモータースポーツ)が先頭に立った。このコラピントは、タイヤ交換を済ませたドライバーたちと変わらないペースで周回を重ねており、展開によっては上位フィニッシュを狙える、そんな展開となった。

 ハジャーはマルタンスに押さえ込まれており、19周目にたまらずオーバーテイクを仕掛けた。ハジャーはなんとかマルタンスを攻略。マルタンスは、コース外に飛び出してしまった。

 その後方で虎視眈々と狙っていたのがクロフォード。一瞬の隙を突き、マルタンスのみならずハジャーもオーバーテイク。勝利の可能性をグッと引き寄せたかに見えたが、ピットアウト時のアンセーフリリースにより5秒のタイム加算ペナルティを科されてしまうこととなった。

 先頭を走っていたコラピントは、22周を走り終えた段階でピットイン。マルタンスの前方でコースに復帰したが、タイヤが暖まる前にマルタンスに抜かれてしまった。

 ただタイヤが暖まったコラピントは猛追を開始。マルタンスを難なく攻略したが、ソフトタイヤのデグラデーション(性能劣化)が激しく、すぐに前を行くマシンよりもペースが落ちてしまうことになった。

 結局クロフォードがトップチェッカーを受けたが、5秒のタイム加算ペナルティがあり3位に降着。2番手でフィニッシュしたハジャーが優勝。フィーチャーレース今季3勝目を挙げた。マローニが2位だった。

 コラピントは、一度は料理したマルタンスに0.2秒差まで追い詰められたが、なんとか4位を死守した。

 宮田は結局17位でのフィニッシュ。入賞を果たすことはできなかった。

 スタート前に近づいていた雨雲は北に外れ、サーキットを濡らすことはなかった。

 
   
1
 - 
4
   
   
1
 - 
2
   
順位 ドライバー # 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ピット ポイント リタイア原因 ボーナス
1 France アイザック ハジャー カンポス 20 29

-

           
2 Barbados ゼン マローニ Rodin Motorsport 5 29

+1.600

1.6

1.600          
3 United States ジャック クロフォード DAMS Lucas Oil 7 29

+1.800

1.8

0.200          

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