FIA F2 Silverstone
レッドブル育成ハジャーが今季3勝目! トップチェッカーのクロフォードは、アンセーフリリースに泣く……宮田莉朋17位|FIA F2シルバーストン フィーチャーレース
レッドブル育成のアイザック・ハジャー(カンポス)が、FIA F2のシルバーストン戦フィーチャーレースで優勝。今季3勝目を挙げた。宮田莉朋(ローディン)は17位と苦しいレースになった。
田中 健一
編集: 2024/07/07 10:17
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Isack Hadjar (FRA, Campos Racing)
写真:: Sam Bagnall / Motorsport Images
FIA F2の第8ラウンド、シルバーストン戦のフィーチャーレースが行なわれ、レッドブル育成のアイザック・ハジャー(カンポス)が優勝を手にした。宮田莉朋(ローディン)は17位だった。
直前に行なわれたFIA F3のレースは、雨が降ったり止んだりの難しいコンディション。F2のレース前の時点でコースコンディションはドライとなっていたが、雨雲が近づく中フォーメーションラップが行なわれ、そして29周のレースがスタートした。
ハジャーはポールスタートも蹴り出しが悪く、ポジションを落としてしまう。代わって首位に上がったのはARTグランプリのヴィクトー・マルタンス。オリバー・ベアマン(プレマ)も連れて2番手に上がった。
一方もう1台のプレマ、前日のスプリントレースでF2初優勝を決めたアンドレア・キミ・アントネッリは、クシュ・マイニ(インヴィクタ)に追突されてスピン。エンジンがストールしてしまい、1周目でレースを終えることになった。これで、いきなりセーフティカーが出動した。
3周目からレース再開。ただAIXレーシングのジョシュア・デュルクセンが、ハイテックのポール・アーロンと接触。デュルクセンはその影響でグラベルに埋まってしまい、リタイア。アーロンも右リヤタイヤをパンクさせてピットに戻った。この接触はアーロンに責任があるとされ、後に10秒のタイム加算ペナルティが科されることになった。
この事故により、またもセーフティカー出動となった。
7周目からレース再開。このタイミングで、リチャード・フェルシュホー(トライデント)やエンツォ・フィッティパルディ(VAR)がピットイン。タイヤ交換義務を消化した。
8周目、3番手ハジャーがベアマンをオーバーテイクして2番手に浮上。しかしその直後、ハジャーとベアマンは同じタイミングでピットイン。順位そのままにコースに復帰した。
9周を終えたところで先頭のマルタンスがピットイン。同じタイミングでジャック・クロフォード(DAMS)とゼイン・マローニ(ローディン)もピットストップを行なったが、ファストレーン合流時に接触しかけるシーンがあり、アンセーフリリースの可能性があるとして審議対象となった。
ハードタイヤに履き換え、コースに戻ったハジャーのペースは良く、マルタンスにプレッシャーをかける。両者横並びになるシーンもあったが、マルタンスがハジャーをコース外に押し出すような格好となり、こちらも審議対象となった。
ソフトタイヤでスタートしたドライバーたちが全車ピットストップを終えたことで、ハードタイヤを履いてスタートしたフランコ・コラピント(MPモータースポーツ)が先頭に立った。このコラピントは、タイヤ交換を済ませたドライバーたちと変わらないペースで周回を重ねており、展開によっては上位フィニッシュを狙える、そんな展開となった。
ハジャーはマルタンスに押さえ込まれており、19周目にたまらずオーバーテイクを仕掛けた。ハジャーはなんとかマルタンスを攻略。マルタンスは、コース外に飛び出してしまった。
その後方で虎視眈々と狙っていたのがクロフォード。一瞬の隙を突き、マルタンスのみならずハジャーもオーバーテイク。勝利の可能性をグッと引き寄せたかに見えたが、ピットアウト時のアンセーフリリースにより5秒のタイム加算ペナルティを科されてしまうこととなった。
先頭を走っていたコラピントは、22周を走り終えた段階でピットイン。マルタンスの前方でコースに復帰したが、タイヤが暖まる前にマルタンスに抜かれてしまった。
ただタイヤが暖まったコラピントは猛追を開始。マルタンスを難なく攻略したが、ソフトタイヤのデグラデーション(性能劣化)が激しく、すぐに前を行くマシンよりもペースが落ちてしまうことになった。
結局クロフォードがトップチェッカーを受けたが、5秒のタイム加算ペナルティがあり3位に降着。2番手でフィニッシュしたハジャーが優勝。フィーチャーレース今季3勝目を挙げた。マローニが2位だった。
コラピントは、一度は料理したマルタンスに0.2秒差まで追い詰められたが、なんとか4位を死守した。
宮田は結局17位でのフィニッシュ。入賞を果たすことはできなかった。
スタート前に近づいていた雨雲は北に外れ、サーキットを濡らすことはなかった。
Main Information Additional Data Additional Data Driver Info
1
-
4
Main Information Additional Data
1
-
2
順位 ドライバー # 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ピット ポイント リタイア原因 ボーナス 1 アイザック ハジャー カンポス 20 29
-
2 ゼン マローニ Rodin Motorsport 5 29
+1.600
1.6
1.600 3 ジャック クロフォード DAMS Lucas Oil 7 29
+1.800
1.8
0.200 フルリザルトを見る
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1候補生アントネッリが雨で大荒れのシルバーストンを逃げ切り、F2初優勝。宮田莉朋は10位|FIA F2シルバーストン スプリントレース
次の記事 アーロンが予選最速! フィッティパルディ退けポールポジション獲得。宮田莉朋18番手|FIA F2ハンガロリンク
More from
田中 健一

ホンダ、本気のドライバー育成。HRSに”即戦力強化”プログラム導入へ……佐藤琢磨プリンシパル「早い段階から力を発揮できるようにするため」
F1
F1 19 時間前
ホンダ、本気のドライバー育成。HRSに”即戦力強化”プログラム導入へ……佐藤琢磨プリンシパル「早い段階から力を発揮できるようにするため」

F1ドライバーになるために”必要なこと”を鍛える、ハースとトヨタの育成プログラム「それが結果に繋がっていけばいいと思う」
F1
F1 23 時間前
F1ドライバーになるために”必要なこと”を鍛える、ハースとトヨタの育成プログラム「それが結果に繋がっていけばいいと思う」

ホンダ、2回目のADUOアップデートはターボ。すでにスペインGPで投入済み……HRC渡辺康治社長が明かす
F1
F1
バーレーンGP
1 日前
ホンダ、2回目のADUOアップデートはターボ。すでにスペインGPで投入済み……HRC渡辺康治社長が明かす
最新ニュース

アルピーヌ、コラピントの“懲罰交代”はナシ「確かにブリアトーレは怒っていた。でも全面的にサポートしてくれている」
F1
F1 F1
バーレーンGP
3 分前
アルピーヌ、コラピントの“懲罰交代”はナシ「確かにブリアトーレは怒っていた。でも全面的にサポートしてくれている」

Moto2日本GP FP1|佐々木&古里、母国戦は苦しい立ち上がり。最速はゴンザレス
Moto2
MOT2 Moto2
日本
35 分前
Moto2日本GP FP1|佐々木&古里、母国戦は苦しい立ち上がり。最速はゴンザレス

バクーで表彰台のハジャー、セパン戦は5グリッド降格と認める。リンドブラッドもグリッド最後方に
F1
F1 F1
バーレーンGP
55 分前
バクーで表彰台のハジャー、セパン戦は5グリッド降格と認める。リンドブラッドもグリッド最後方に

Moto3日本GP FP1|山中琉聖、FP1で最速タイム! 母国戦を最高の形でスタート
Moto3
MOT3 Moto3
日本
1 時間前
Moto3日本GP FP1|山中琉聖、FP1で最速タイム! 母国戦を最高の形でスタート
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録