レースレポート

FIA F2 メルボルン

デュルクセン盤石! ”年跨ぎ”で連勝果たす。宮田莉朋も粘りの走りで5位|FIA F2メルボルン スプリントレース

インヴィクタのジョシュア・デュルクセンが、FIA F2開幕戦メルボルンのスプリントレースを制した。

田中 健一

編集: 2026/03/08 1:32

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Joshua Durksen, Invicta Racing

Joshua Durksen, Invicta Racing

写真:: James Sutton / Formula 1 / Formula Motorsport Ltd via Getty Images

 FIA F2の2026年開幕戦メルボルン・ラウンドのスプリントレースが行なわれ、ジョシュア・デュルクセン(インヴィクタ)が優勝。宮田莉朋(ハイテック)も追い上げ、5位フィニッシュを果たした。

 F2のスプリントレースは、予選上位10台がリバースグリッドとなる。そのため、予選10番手だったタザナポル・インタラプワサク(ARTグランプリ)がポールポジションに並び、ジョシュア・デュルクセン(インヴィクタ)が2番グリッドに並んだ。宮田莉朋(ハイテック)は13番手からのスタートである。

 インタラプワサクは順当なスタートを決める中、絶好の蹴り出しを見せたのが3番グリッドのオリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ)。一気にデュルクセンを抜いて、2番手に浮上してみせた。

 しかしデュルクセンも黙っておらず、すぐにゲーテをオーバーテイク。抜かれてしまったゲーテは、クシュ・マイニ(ARTグランプリ)に攻撃を仕掛けられた際に単独スピンを喫し、最後尾付近まで後退してしまうことになった。

 なおデュルクセンの勢いは凄まじく、2周目にはインタラプワサクをも抜いて首位に浮上。徐々に2番手以下を引き離していった。

 ただデュルクセンは闇雲に飛ばしていくのではなく、後続との差をコントロール。1.5秒前後の差をキープしたまま、周回を重ねていった。

 宮田の追い上げも素晴らしく、次々に前を行くマシンをオーバーテイク。8周目の時点で7番手まで浮上してみせた。そのまま前との差を削り取っていったが、宮田の後方にいたガブリエル・ミニ(MPモータースポーツ)の方がペースが優れており、オーバーテイクを許して8番手。ただそれでも、宮田のペースが落ちていたわけでなく、タイヤマネジメントに苦しんでいたアレックス・ダン(ロダン)の真後ろに迫った。

 しかし15周目のターン7でマリ・ボーヤ(プレマ)がクラッシュ。セーフティカーが出動することになった。このタイミングを活かそうとしたのが、12番手を走っていたコルトン・ハータ(ハイテック)で、ここでピットイン。ソフトタイヤからスーパーソフトタイヤに履き替えた。このハータの戦略には、7台のマシンが倣った格好だ。

 19周目からレース再開。残り5周のスプリントレースが幕を開けた。

 デュルクセンは早めに加速したことが功を奏し、インタラプワサク以下を大きく引き離すのに成功。そのまま逃げ切り、今季最初のレースを制した。デュルクセンは昨年最終戦のアブダビ戦フィーチャーレースに続き、連勝を果たしたことになる。

 2位には終盤にポジションを上げたノエル・レオン(カンポス)、3位にはダンが入った。

 またマティアス・ステンショーン(ロダン)は3番手でフィニッシュしたが、レース中にコース外を走ってアドバンテージを得たとして、5秒加算のペナルティを受けたため、結局は10位となった。PPからスタートし、粘りのレースを見せていたインタラプワサクは、終盤タイヤが限界を迎えたかペースが落ち、4位でフィニッシュ。宮田はそのインタラプワサクに迫ったが、オーバーテイクには至らず……それでも5位入賞を果たした。

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