F2&F3が2021年暫定開催カレンダーを公開。F3は北米初上陸へ
FIA F2とFIA F3が、2021年シーズンの開催カレンダー暫定版を発表。F2はサウジアラビアでの初開催が決まり、F3はアメリカで開催されることになった。
F1に続き、FIA F2とFIA F3も、2021年の暫定版開催カレンダーを発表した。
来季からF2とF3は開催が重複しないようになり、その代わり、ひとつの週末に3レースが開催される形となる。これはコスト削減の一環。F2で言えば、来季はこれまでよりも4ラウンド少ない合計8ラウンドで開催されるが、レース数は24と従来と同じ数が維持される。
開幕戦はバーレーン。以後モナコ 、バクー、シルバーストン、モンツァ、ソチと転戦し、終盤2イベントは中東。そのうち第7ラウンド目に計上されているのは、初開催のサウジアラビア、ジェッダである。
一方F3は合計7イベント。バルセロナ、ポール・リカール、レッドブルリンク、ブダペスト、スパ・フランコルシャン、ザンドフールト……最終戦は初めて北米大陸に渡り、オースティンでの開催となる。
F2とF3のCEOを務めるブルーノ・ミシェルは、次のようにコメントを寄せた。
「先週発表されたように、2021年のコスト管理策のひとつは、ラウンド数を制限することだ。これによりチームの活動予算は、自動的に削減されることになる。しかしF1とFIAのサポートのおかげで、1イベントごとに3つのレースを開催することができる。これはラウンド数は8戦に減ったものの、過去3シーズンと同様に全24レースで構成できるということを意味している」
「2021年のF2暫定カレンダーは、ヨーロッパとそれ以外の地域のサーキットが混在しており、ドライバーとファンに非常に人気のあるサーキットが加わっている。そこにサウジアラビアのジェッダが加わったことで、さらにエキサイティングになった。そして全てのF2イベントが、F1と併催できることになり、嬉しく思っている」
「F3マシンがザンドフールトとオースティンで走るのを見るのは、とても興味深い。これらのサーキットは、我々にとってエキサイティングな、ふたつの新たなサーキットだ。また、数年前に素晴らしいレースを見せてくれたル・キャステレ(ポール・リカール)にも戻る」
「F3はF2と同じ週末に行なうことはない。しかし、全てのイベントがF1と併催でき、嬉しく思う」
■FIA F2 2021年シーズン暫定カレンダー
Rd.1 3月26-28日:サクヒール(バーレーン)
Rd.2 5月20-22日:モンテカルロ(モナコ)
Rd.3 6月4-6日:バクー(アゼルバイジャン)
Rd.4 7月16-18日:シルバーストン(イギリス)
Rd.5 9月10-12日:モンツァ(イタリア)
Rd.6 9月24-26日:ソチ(ロシア)
Rd.7 11月26-28日:ジェッダ(サウジアラビア)
Rd.8 12月3-5日:ヤス・マリーナ(アブダビ)
■FIA F3 2021年シーズン暫定カレンダー
Rd.1 5月7-9日:バルセロナ(スペイン)
Rd.2 6月25-27日:ル・キャステレ(フランス)
Rd.3 7月2-4日:シュピールベルグ(オーストリア)
Rd.4 7月30日-8月1日:ブダペスト(ハンガリー)
Rd.5 8月27-29日:スパ・フランコルシャン(ベルギー)
Rd.6 9月3-5日:ザンドフールト(オランダ)
Rd.7 10月22-24日:オースティン (アメリカ)
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