F2フランス:波乱のレース2はデ・フリーズ初優勝。牧野はリタイア

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F2フランス:波乱のレース2はデ・フリーズ初優勝。牧野はリタイア
2018/06/24 11:56

F2ポール・リカールのレース2が行われ、ニック・デ・フリーズがF2初優勝を飾った。

 FIA F2第5戦ポール・リカールのレース2が行われ、ニック・デ・フリーズ(プルタミナ・プレマ・セオドール・レーシング)が今シーズン初優勝を飾った。

 レース1で3位に入賞したロベルト・メリ(MPモータースポーツ)は、レース後の車検にてタイヤ内圧が規定値よりも低かったことが発覚し、失格となった。そのため各ドライバーの順位がひとつ繰り上がり、9位でレースを終えた牧野任祐(ロシアン・タイム)が8位に。レース2はポールポジションからのスタートとなった。

 このレース2は、波乱の幕開けとなった。レース1で優勝を飾ったジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)はレース前に車体右側のカウルを開けて作業を行っていたがフォーメーションラップまでに修理が間に合わず、ピットレーンスタートに。福住仁嶺(BWTアーデン)もフォーメーションラップを走り出すことができず、ピットレーンからのスタートとなった。さらにフォーメーションラップではジャック・エイトケン(ARTグランプリ)が最終コーナーの立ち上がりでスピンを喫し、レースをスタートすることができなかった。

 スタートではメリ、ラルフ・ボシュング(MPモータースポーツ)、アルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)がエンジンストール。牧野も一瞬出遅れ、ニコラス・ラティフィ(ダムス)に首位を奪われてしまった。ルイス・デレトラズ(チャロウズ・レーシング・システム)、デ・フリーズ、ルカ・ギオット(カンポス・レーシング)と続き、牧野は5番手でオープニングラップを終えた。

 4周目にはデレトラズがラティフィをパスしてトップ浮上。さらに後ろからはデ・フリーズが迫っており、6周目にはデ・フリーズが2番手にポジションを上げた。

 7周目、5番手走行中の牧野がスローダウンしてしまう。牧野は無線でスロットルペダルの反応がないと訴え、ピットに向かった。パソコンを繋いで作業行ったものの、残念ながらリタイアとなった。

 コース上では各所で接戦が繰り広げられ、2番手のデ・フリーズがトップのデレトラズよりも速いペースで追いかけた。両者の差は最大で1.9秒ほど開いていたが、13周目には差を詰めたデ・フリーズがオーバーテイクを決めて首位に立った。

 5番手アントニオ・フォッコ(チャロウズ・レーシング・システム)、6番手セルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)、7番手ノリスも1秒以内の差で争っていた。セッテ・カマラとノリスはフォッコのペースに付き合わされていたが、ここではノリスがひとつポジションを上げた。

 マキシミリアン・ギュンター(BWTアーデン)は8番手を走っていたが、その後ろでは数台のマシンが1秒以内の差で争っていた。サンティノ・フェルッチ(トライデント)、アレクサンダー・アルボン(ダムス)らがギュンターをパスしてポジションを上げていった。

 その後、ポジションを下げたギュンターは、ロイ・ニッサニー(カンポス・レーシング)やアージュン・マイニ(トライデント)の激しい10番手争いに巻き込まれた。ニッサニーが10番手に浮上すると、その後はコースアウトしながらも後続からポジションを守ったが、そのコースアウトが審議対象となり5秒ペナルティを科された。またギュンターはこの争いの中でマイニとの接触により10秒ペナルティとなった。

 20周目には5番手のフォッコがラティフィをパスして4番手に上がる。さらにその直後、ノリスもラティフィをオーバーテイク。ラティフィはフロントウイングを破損し、さらにはタイヤをダメにしてしまったこともあり、最終的に8番手まで順位を落とした。

 デフリーズは、首位に立った後は一度もポジションを譲らずに今シーズン初優勝。デレトラズの後ろにはギオットが迫ったが、ポジションは変わらずデレトラズが2位、ギオットが3位となった。以下フォッコ、ノリス、セッテカマラ、アルボン、ラティフィまでが入賞。福住は12位だった。

【リザルト】FIA F2第5戦ポール・リカール:レース2

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シリーズ FIA F2
イベント ポール・リカール