F2フランス予選:セッテ・カマラが今季初ポール獲得。松下信治は7番手
FIA F2第5戦フランスの予選が行われ、セルジオ・セッテ・カマラが今季初のポールポジションを獲得した。

FIA F2第5戦フランスの予選が行われ、ダムスのセルジオ・セッテ・カマラがポールポジションを獲得した。
モナコ以来、約1カ月ぶりの開催となるF2。予選は気温24℃、路面温度53.5℃と高温のコンディションでスタートした。
30分間の予選セッションがスタートすると、松下信治(カーリン)を先頭に各車が続々とコースイン。しかし、いきなりレッドフラッグが掲出される波乱の展開となった。
ルイ・デレトラ(カーリン)とジュリアーノ・アレジ(トライデント)に接触があったようで、デレトラはリヤウイングを破損したまま、自走でピットへ戻った。一方のアレジはフロントウイングを破損させ、ターン8にマシンを停めて降りてしまった。
加えて、ニキータ・マゼピン(ARTグランプリ)がマシン後部から白煙を吹きつつピットへ帰還。そのまま予選出走を諦めた。
残り時間は27分少々からセッションが再開されると、ニック・デ・フリーズ(ARTグランプリ)が1分44秒070をマークしトップに立った。しかしカラム・アイロット(Charouz Racing System)が1分43秒660で上回り、トップタイムを更新。そこにニコラス・ラティフィ(ダムス)、ジャック・エイトケン(カンポス・レーシング)らが続いた。
さらにその後、セッテ・カマラがタイムを伸ばし、1分43秒591で首位に浮上。またルカ・ギオットも1分43秒983で3番手につけた。
残り15分頃には、エイトケンがタイムを1分43秒483まで更新しトップに。しかしセッテ・カマラも負けじとアタックし、1分43秒024で再び首位に返り咲く。松下もこの時点で6番手につけた。
セッション半分を消化すると、各車がピットへ戻りタイヤを交換。2度目のアタックに備えた。
残り9分頃から各車が再びコースイン。残り3分頃にデ・フリーズがタイムアップ。1分43秒458をマークし2番手にポジションを上げた。
しかしここで2回目のレッドフラッグ。ラルフ・ボシュング(トライデント)がトラブルでランオフエリアにマシンを停めたためだ。ボシュングはグローブを投げ捨て、怒りに震えながらコース脇へと歩いていった。
セッションは残り時間は2分59秒に再開。各車が最後のワンアタックにかける展開だ。
ラストアタックでタイムを縮めたのはチョウ・グアンユー(ユニ・ヴィルトゥオーシ)で、1分43秒344をマークし、2番手にジャンプアップした。
最終的にポールポジションを獲得したのはセッテ・カマラ。最後のアタックではスピンを喫してしまったが、なんとか1度目のアタックのタイムで今季初のポールポジションを確保した格好だ。
2番手はグアンユー。ラストアタックラップを纏め上げ見事に2番手に割って入った。3番手はエイトキンとなった。
松下は最終的にタイムを伸ばすことができず、7番手となった。
F2フランスラウンド 予選結果
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | |
ダムス | 12 | 1'43.024 | ||
2 | |
ユニ・ヴィルトゥオーシ | 13 | 1'43.344 | 0.320 | 0.320 |
3 | |
カンポス・レーシング | 13 | 1'43.401 | 0.377 | 0.057 |
4 | |
ARTグランプリ | 14 | 1'43.453 | 0.429 | 0.052 |
5 | |
Charouz Racing System | 13 | 1'43.565 | 0.541 | 0.112 |
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