速報ニュース

F2バーレーンテスト初日:ピケが最速、松下が2番手で続く。角田もトップ10入り

FIA F2プレシーズンテストの初日が行なわれ、チャロウズのペドロ・ピケがトップタイムを記録した。日本勢は松下信治が2番手、角田裕毅が10番手、佐藤万璃音が23番手だった。

Pedro Piquet, Charouz Racing System

Pedro Piquet, Charouz Racing System

Joe Portlock / Motorsport Images

 FIA F2のプレシーズンテストが3月1日(日)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開始された。初日のトップタイムとなったのはペドロ・ピケ(チャロウズ)だった。

 2021年にはF1に18インチタイヤが導入されるが、F2ではそれより1年早い今シーズンから18インチタイヤが使用される。この新しいタイヤにどれほど早く適応できるかが鍵になると思われる。

 そんな中で初日のトップタイムを記録したのは、今季からF2にステップアップしてきたピケ。ベストタイムは1分41秒877だった。

 それに続く2番手となったのが、今季MPモータースポーツへと移籍した松下信治。松下はテストを通してタイムシートの上位につけ、最終的に1分42秒070というベストタイムを記録した。チームメイトのフェリペ・ドルゴビッチは17番手だったが、午前中は全体5番手のタイムを記録しており、チームとして期待の持てる滑り出しとなった。

 3番手は角田裕毅のチームメイトであり、同じレッドブル育成のライバルでもあるユアン・ダルバラ(カーリン)。4番手にはロイ・ニッサニー(トライデント)、5番手にはマーカス・アームストロング(ARTグランプリ)が入った。

 角田は1分42秒525で10番手。新しいマシン、タイヤでの初テストでまずはトップ10に食い込んできた。

 11番手以下に目を向けると、2年目のシーズンを迎えるミック・シューマッハー(プレマ)が11番手、彼のチームメイトで、昨年のFIA F3王者であるロバート・シュバルツマン(プレマ)は15番手、そしてクリスチャン・ルンガーの代役として急遽テストに参加したセルゲイ・シロトキン(ARTグランプリ)が16番手となっている。また、新規参入のハイテック勢は下位に沈んだ。

 佐藤万璃音(トライデント)は午前のセッションで16番手タイムを記録した後、午後からはトム・ディルマンにマシンを託した。GP2やフォーミュラE、スーパーフォーミュラなどで活躍した経験を持つディルマンは、総合7番手タイムをマークした。なお、2日目以降は再び佐藤が走行を担当するようだ。

Read Also:

 
 

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 3人の“サムライ”のライバルとなるのは? 2020年F2参戦ドライバーをおさらい!
次の記事 3日間にわたるF2テストが終了。松下信治が9番手、角田裕毅は18番手

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

最新ニュース

ホンダのeVTOLには、F1由来の技術が満載! 地上最速のマシンで培われた技術が空を飛ぶ

ホンダのeVTOLには、F1由来の技術が満載! 地上最速のマシンで培われた技術が空を飛ぶ

F1 F1
ホンダのeVTOLには、F1由来の技術が満載! 地上最速のマシンで培われた技術が空を飛ぶ ホンダのeVTOLには、F1由来の技術が満載! 地上最速のマシンで培われた技術が空を飛ぶ
熾烈な入賞争い、下位5チームに必要なのは“奇策”。サウジでブロック作戦成功のハースF1ヒュルケンベルグ「常識を超えなければ」

熾烈な入賞争い、下位5チームに必要なのは“奇策”。サウジでブロック作戦成功のハースF1ヒュルケンベルグ「常識を超えなければ」

F1 F1
熾烈な入賞争い、下位5チームに必要なのは“奇策”。サウジでブロック作戦成功のハースF1ヒュルケンベルグ「常識を超えなければ」 熾烈な入賞争い、下位5チームに必要なのは“奇策”。サウジでブロック作戦成功のハースF1ヒュルケンベルグ「常識を超えなければ」
岩佐歩夢が、SF開幕戦で無線交信に英語を使っていた理由「日本語での交信に違和感」 レポートも日本語と英語が混在……まるで”ルー”?

岩佐歩夢が、SF開幕戦で無線交信に英語を使っていた理由「日本語での交信に違和感」 レポートも日本語と英語が混在……まるで”ルー”?

SF スーパーフォーミュラ
第1戦:鈴鹿
岩佐歩夢が、SF開幕戦で無線交信に英語を使っていた理由「日本語での交信に違和感」 レポートも日本語と英語が混在……まるで”ルー”? 岩佐歩夢が、SF開幕戦で無線交信に英語を使っていた理由「日本語での交信に違和感」 レポートも日本語と英語が混在……まるで”ルー”?
レッドブルの今季マシンRB20、次世代2026年見据えた「大勝負」だったとチーフエンジニア

レッドブルの今季マシンRB20、次世代2026年見据えた「大勝負」だったとチーフエンジニア

F1 F1
レッドブルの今季マシンRB20、次世代2026年見据えた「大勝負」だったとチーフエンジニア レッドブルの今季マシンRB20、次世代2026年見据えた「大勝負」だったとチーフエンジニア

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本