予選レポート

FIA F2 シルバーストン

F2イギリス予選|一発男マルタンスが2戦連続ポールポジション。岩佐歩夢は粘りのアタックで3番手

FIA F2第9戦イギリスの予選が行なわれ、ヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)がポールポジション。岩佐歩夢(DAMS)は3番手だった。

公開日時: 2023/07/07 15:04

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Ayumu Iwasa, DAMS

 シルバーストン・サーキットを舞台にFIA F2第9戦イギリスの予選が行なわれ、ヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)がポールポジションを獲得した。

 この日の天候は晴れ。気温25度、路面温度41度と比較的温かいコンディションの中、30分間の予選セッションが行なわれた。

 予選開始は5分ディレイがあったため、現地15時10分からスタート。ピットレーンがオープンになると、F1のガレージ前に停まっていたマシンが一斉にコースへ飛び出した。

 午前中に行なわれたフリー走行ではDAMSの岩佐歩夢がセッショントップとなる1分41秒593を記録しているが、1回目の計測から岩佐はそれを上回る1分41秒100をマークして暫定トップへ。チームメイトのアーサー・ルクレールも全くの同タイムを記録するも、続けてアタックを行なったドライバーがDAMS勢を交わしていった。

 各車が1回目の計測を終えた時点でトップタイムはマルタンス。リチャード・フェルシュホー(VAR)がそれに続いた。

 残り20分というところで岩佐は2度目のアタックを敢行。全体ベストのペースでセクター2を通過するも、ここで赤旗となった。アマウリー・コルディール(ヴィルトゥオーシ)が高速コーナーのコプスで大クラッシュを喫したのだ。マシン損傷は激しかったものの、幸いコルディールは自力でマシンを降りることができた。

 セッションは13分程度の中断を経て再開。それと同時にコースへ出るドライバーもいれば、ピットでタイミングを待つドライバーもおり、DAMS勢は一度ピットアウトしたものの、アウトラップでピットへ戻った。

 半数のドライバーがアタックへ向かう中、残り11分というところで再び赤旗が提示されたが、少しの中断を経て、残り9分でセッション再開となった。

 ここではラストアタックに向けて21台のマシンがコースイン。1周のウォーミングアップを挟んでラストアタックへ出た。

 岩佐は隊列前方でタイム計測を開始。1分40秒032で一時トップに立つもセクター2での遅れが響き、続けてアタックしたドライバーに交わされ8番手にダウン……再びマルタンスが1分39秒832でトップに返り咲いた。

 残り1分でアタックを終えるドライバーも多い中、ルクレールや岩佐などはアタックを継続。岩佐はセクター2で意地の全体ベストを記録して、3番手までポジションを上げて見せた。

 結果的にマルタンスが2戦連続でのポールポジション獲得。日曜日のフィーチャーレースではクシュ・マイニ(カンポス)がフロントロウ、岩佐とジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ)が2列目に並ぶこととなった。

 土曜日に行なわれるスプリントレースは上位10台がリバースグリッドに並ぶため、予選10番手のフレデリック・ベスティ(プレマ)がポールポジションからスタートする。ベスティは計測1回目でトラックリミット違反を取られタイム抹消となり、セッション終盤ではセクター1でマシンを止めるなど、F2ランキングリーダーが精彩を欠いた。

 

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