中東2連戦が開催中止となったFIA F2、マイアミ&モントリオールでの代替開催決定。ドメニカリCEO「空白期間を最小限に抑えるために尽力」
FIA F2選手権は、バーレーンとサウジアラビアの2ラウンドが開催中止になったことを受け、マイアミとモントリオールで代替開催することを明らかにした。
Joshua Durksen, Invicta Racing
写真:: Dom Gibbons / Formula 1 via Getty Images
FIA F2が、5月に開催予定のF1マイアミGPおよびカナダGPと併催されることが決まった。同地でF2のレースを開催するのは、初めてのことである。
今季のF2は、オーストラリアでの開幕後、バーレーンとサウジアラビアの中東2連戦を戦う予定だった。しかし中東情勢悪化に伴い、F1のバーレーンGPとサウジアラビアGPが開催中止に。F2もこれと同じように、中東2戦の開催を中止することになっていた。
しかしこの中東2戦を行えないとなれば、3月上旬のメルボルン戦から、6月上旬に予定されているモナコ戦まで、3ヵ月もの空白期間が生じてしまうことになる。
そのためF2は、5月にマイアミとモントリオールで代替開催を行なうことを決めた。
「今月予定されていたバーレーンとサウジアラビアでの2レースは開催できなかったが、できるだけ早く熱狂的なファンの皆様と再びレースでお会いできることを、心待ちにしている。マイアミとモントリオールでF2が開催されることは、ファン、ドライバー、そしてチームにとって素晴らしいニュースだ」
F1のステファノ・ドメニカリCEOはそう語った。
「ブルーノ・ミシェル(F2のCEO)とF2ファミリーの全員が、我々、FIA、そしてマイアミおよびモントリオールのプロモーターと緊密に連携して、今シーズンの空白期間を最小限に抑えるために尽力してくれた。これについて、皆さんに感謝している。数週間後にレースが再開され、アメリカに戻るF1と並んでF2が開催されるのは、本当に素晴らしいことだ」
FIAのモハメド・ベン・スレイエム会長も、次のように語った。
「シーズン序盤のカレンダー変更に伴い、これらの新たなラウンドが追加されたことで、FIA F2は引き続き強固でバランスの取れた大会となり、チーム、ドライバー、そしてファンの皆様にご満足いただけるモノを提供できると確信している」
「マイアミとモントリオールで初めてF2を開催することは、F2のグローバル成長における重要な一歩であり、F1との連携を強化し、新たなファン層と繋がりを深めるモノだ。これらのラウンドの実現に尽力してくださった全ての方に感謝する」
「中東情勢の影響を受けている全ての方々に心からお見舞い申し上げると共に、一刻も早い安定と回復を願っている。バーレーンとサウジアラビアで、レースを間も無く開催できることを楽しみにしている」
なおF2のモントリオール戦は、インディ500と同日開催ということになる。そのためキャデラックF1のテストドライバーであり、F2にも参戦しているコルトン・ハータが初優勝を目指してインディ500に出場するのは難しい情勢となった。
なおF2と同じくF1へのステップアップカテゴリーであるFIA F3は、当初バーレーンでレースを開催予定だったが、やはり中東情勢悪化により中止に。この代替開催については、アナウンスされていない。
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