F2フランス・レース1:ラッセル盤石の3勝目。牧野悔しい9位

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F2フランス・レース1:ラッセル盤石の3勝目。牧野悔しい9位
2018/06/23 17:23

F2ポール・リカール戦の決勝レース1が行われ、ジョージ・ラッセルが優勝。牧野は悔しい9位となった。

 F2第5戦ポール・リカール戦のレース1が行われ、ジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)が優勝を果たした。牧野任祐(ロシアン・タイム)は悔しい9番手となり、レース2のポールポジションを逃した。福住仁嶺(アーデン)は10位だった。

 ポールポジションにはARTグランプリのジョージ・ラッセル、2番グリッドにはダムスのアレクサンダー・アルボンがつけたF2のポール・リカール戦レース1。日本勢は牧野任祐が16番手、福住仁嶺が18番手と後方からのスタートとなった。

 今回も複数のマシンがエンジンをストールさせてしまい、グリッドにスタック。この中には、タイトルを争うランド・ノリス(カーリン)の姿もあった。

 後方が混乱する中、ラッセルがホールショットを決め、セルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)が2番手にジャンプアップしてみせた。牧野は12番手、福住は13番手までポジションを上げ、1周目を終了した。

 コース上は、ところどころ降雨がある状態でレースが進んでいき、各車がコースオフを繰り返す、混沌とした状況である。

 そんな中、戦闘に立ったラッセルは、2番手セッテ・カマラとの差を広げていく。5周を終えた段階で、二人の差は4.4秒ほどである。

 レース序盤、白熱したのは4番手争い。ジャック・エイトケン(ARTグランプリ)〜10番手の牧野までは、ほぼ数珠つなぎという状況である。その牧野は、7周目にマキシミリアン・ギュンター(アーデン)を交わして9番手に上がる。そして、前を走るエイトケンがピットインしたことで、牧野は8番手まで浮上した。

 雨脚が強まり始めた9周目、ショーン・ゲラエル(プレマ)がスピン! これに詰まったニック・デ・フリーズ(プレマ)も交わし、牧野は6番手まで上がった。

 このゲラエルのマシンはコース上に止まってしまったため、バーチャル・セーフティカーが宣言。このタイミングで複数台のマシンがピットインし、レインタイヤに履き替えた。

 ただ、レインタイヤに履き替えるという判断は裏目に出る。この直後から雨は上がる方向に向かっており、徐々に路面が乾き始めたのだ。そのため、すぐさまピットに戻り、ドライタイヤに交換するマシンもあった。

 13周目、メイン・ストレートでラルフ・ボシュング(MPモータースポーツ)がストップ。これでこのレース2回目のバーチャル・セーフティカーが宣言される。

 路面コンディションが改善されると、牧野のペースが落ち始める。各車がいとも簡単に牧野をオーバーテイク。これで牧野は大きく順位を落とした。

 2番手を走っていたセッテ・カマラは、17周を終えたところでタイヤ交換のためのピットイン。そして首位を行くラッセルは、セッテ・カマラの1周後にピットストップを行った。

 コース復帰後のふたりは接近戦になるかと思われたが、タイヤが暖まった後のラッセルのペースは凄まじく、セッテ・カマラとの差を徐々に開いていく。

 福住仁嶺はタイヤ交換を遅らせ、22周を終えたところでピットイン。8番手でコースに復帰した。最後までピットインを遅らせたのはデ・フリースで、25周を走ったところでピットイン。5番手でコースに復帰した。

 レース最終盤、セッテ・カマラが首位を行くラッセルに再び急接近。28周目にはテール・トゥ・ノーズ状態となった。セッテ・カマラは猛攻をしかけるが、ラッセルはこれを凌ぎ切り、トップチェッカー。今季3勝目を挙げた。セッテ・カマラが1.1秒差の2位。3位にはしぶとくレースを生き残ったロベルト・メリ(MPモータースポーツ)が入った。

 後方に目を転じると、残り2周というところで、8番手を走っていた福住仁嶺がタイムロス。これでニコラス・ラティフィ(ダムス)と牧野が先行することとなった。

 8番手でフィニッシュすることは、翌日のレース2のポールポジションを獲得するということを意味する。この争奪戦となった戦いは、最終ラップまで激戦となった。

 最終ラップ、牧野は一瞬ラティフィを交わして8番手に浮上、レース2のポールポジションを手にしたかと思われた。しかしラティフィも意地を見せ、すぐに8番手を奪い返す。牧野は諦めずに食らいついていくが、オーバーテイクし返すことはできず……そのままチェッカー。ラティフィが8位、牧野は悔しい9位フィニッシュとなった。福住仁嶺は10位に入り、なんとかポイントを持ち帰った。

→【リザルト】FIA F2選手権第5戦ポール・リカール レース1結果

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この記事について

シリーズ FIA F2
イベント ポール・リカール
記事タイプ レースレポート