FIA F2 バクー

ベアマンがスプリントレースに続き優勝。バクーを完全制覇。岩佐歩夢は歯車噛み合わず無得点|FIA F2バクー戦フィーチャレース

プレマのオリバー・ベアマンが、FIA F2のバクー戦フィーチャーレースで勝利。前日のスプリントレースに続いて、週末の2レースを完全勝利してみせた。

Oliver Bearman, PREMA Racing

 FIA F2のバクー戦フィーチャーレース(レース2)が行なわれ、オリバー・ベアマン(プレマ)が優勝。前日のスプリントレースに続いて連勝を果たした。

 バクーの超高速市街地コースを舞台に行なわれた、FIA F2の今季第4ラウンド。スプリントレースは多くのマシンがチェッカーを受けられない波乱のレースとなったが、フィーチャーレースの1周目は各ドライバーが自重。全車が無事に1周目を終えた。予選がうまくいかず、17番グリッドからのスタートとなった岩佐歩夢(DAMS)は、21番手までポジションを落としてしまう。

 そんな中でも元気がよかったのは、テオ・プルシェール(ARTグランプリ)だ。プルシェールは2周目にエンツォ・フィッティパルディ(カーリン)を抜くと、3周目の1コーナーではポールポジションからスタートしたオリバー・ベアマン(プレマ)をオーバーテイクし、一気に首位に立ってみせた。ただベアマンも黙ってはおらず、翌4周目の1コーナーでプルシェールを抜き返して首位を奪い返した。

 フィーチャーレースでは、レース中に2種類のタイヤを使うことが義務付けられており、6周を走破した後でタイヤ交換をすれば、その義務を消化できるようになっている。その最短6周目終わりで4番手を走っていたフレデリック・ベスティ(プレマ)ら数台がピットイン。スーパーソフトからミディアムに履き替えた。その翌周にも、多くのマシンがピットに入り、タイヤを変えた。首位を走っていたベアマンと2番手のプルシェールも、8周を走り切ったところでピットに入った。

 スーパーソフトタイヤを履いてスタートしたドライバーが全車タイヤ交換を済ませると、アイザック・ハジャー(ハイテック)が首位、岩佐が2番手となった。彼らはミディアムタイヤでのスタートを選択していたため、タイヤ交換をレース後半に行なわねばならなかった。

 そんな中、ブラッド・ベナヴィデス(チャロウズ)がコーナーをオーバーラン。スピンターンして戻ろうとしたところウォールにヒットさせてしまい、バーチャル・セーフティカー(VSC)が宣言された。なおこのVSC中、岩佐は手順違反を犯したとして、5秒のタイム加算ペナルティが科された。

 タイヤ交換を済ませた中で首位のベアマンは、ファステストラップを連発し、まだタイヤ未交換の前2台との差を詰めつつ、後続を引き離しにかかる。プルシェールもこれに必死にくらいついていくが徐々にペースの面で苦しみ始め、24周目にはフィッティパルディにオーバーテイクされてしまった。

 タイヤ未交換の2台は、ペースを落とさずに周回を重ね、義務ストップのタイミングを遅らせていく。ハジャーは24周を終えたところでピットインしたが、右リヤタイヤの交換に手間取りタイムロス。それでも、9番手と入賞圏内でコースに戻った。

 岩佐は25周目終了時点でピットイン。ここで5秒のタイムペナルティも消化し、14番手でコースに戻った。

 タイヤを交換し終えたハジャーは、ファステストラップを連発しながら前を追う。岩佐もこれに追従するようにペースを上げた。

 ベアマンは結局そのまま逃げ切り、後続に2秒の差をつけて優勝。予選で最速タイムをマークし、前日のスプリントレースに続き連勝と、バクーを完全制圧した格好だ。2位にはフィッティパルディ、3位にはプルシェールが入った。

 他者とは異なるタイヤ交換戦略を採ったハジャーは8位でのフィニッシュ。このハジャーと同じ戦略だった岩佐は、ペナルティを受けたこともあり13位でのフィニッシュ。今週末のバクーは歯車が噛み合わず、無得点で終えることになった。

 
関連ニュース:

前の記事 大波乱のレース1はベアマンが制しF2初優勝。岩佐歩夢はマシントラブルでリタイア|F2第4戦バクー
次の記事 F2モナコ予選|赤旗3度の予選でベスティがポール。岩佐歩夢は9番手、スプリントでフロントロウのチャンス

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本 日本