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角田は1戦1戦成長している……山本MD、将来の活躍に期待「彼はひと皮剥けた」

FIA F2のシルバーストン戦で初優勝を果たした角田裕毅について、ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターがコメント。1戦1戦成長していると、将来に向けての期待感を語った。

Yuki Tsunoda, Carlin poses with his winner's trophy and champagne

Yuki Tsunoda, Carlin poses with his winner's trophy and champagne

Andy Hone / Motorsport Images

 シルバーストン・サーキットで行なわれたF1 70周年記念GPと併催された、FIA F2の第5ラウンド。そのレース2で、カーリンの角田裕毅がF2初優勝を果たした。

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 角田は3番グリッドからスタートすると、1-2体制を築くプレマ勢の状況を注意深く観察。ふたりが同士討ちしたタイミングで前に出ると、そのまま勝利を手にした。

 F1を目指す角田にとって、FIA F2での好成績は必須。今季ランキング4位以内に入り、スーパーラインセンスの獲得に必要な”ライセンスポイント”40を獲得するのは至上命題だ。そして今回の勝利により、角田はランキング5番手に浮上した。

 ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターも、今回の角田の走りを高く評価している。

「彼のレースは、(レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート)マルコさんと、(レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン)ホーナーさんと3人で見ていました」

 山本マネージングディレクターはそう明かす。

「マルコさんとは、表彰式に行こうかという話をしていたんですが、ソーシャルバブルを守らなければいけないので、行くことはできませんでした。でも、角田選手は1戦1戦すごく学んでいると思います。今日のレースはアッパレでした」

 山本マネージングディレクターは、角田の冷静なレース振りを特に称賛した。

「レースがスタートした直後、タイヤマネジメントをしっかりとしながら、4番手の(ジャック)エイトケン(カンポス)には近づかれず、2番手のミック・シューマッハー(プレマ)には離されないという戦いをしていた。そんな中でエイトケンが遅れていき、トップ3の争いになった時には、自分のペースをしっかりと作っていました」

「ただその後、トップの2台に挑んでいくのではなく、ふたりの争いをジッと見ていましたよね? それが手にとるように分かり、成長したことを見せてくれました」

 シーズン序盤から速さを見せてきた角田。しかし山本マネージングディレクターは、そこに冷静さを加味できていると、将来に向けて期待を語る。

「彼は開幕から速さを見せていましたし、非常に光るモノも見せてくれていました。でも、キャリアがないので、最後には接触してしまうということもあった。でも1戦ごとに勉強していると思うし、後続を気にしながらレースを進める度胸がある。将来が楽しみです」

 山本マネージングディレクターはそう語った。

「彼は今回の勝利でひと皮剥けたと思います。明日、ランチで祝勝会をやってあげようと思います。良いレースでしたね」

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