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FIA F2&FIA F3、来季から1ラウンド3レース制に。それぞれを別の週末に開催

FIA F2選手権とFIA F3選手権は、コスト削減の一環として2021年にレースフォーマットを大幅に変更することとなった。

Yuki Tsunoda, Carlin and Mick Schumacher, Prema Racing battle at the start of the race

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1のサポートレースとして開催されているFIA F2選手権とFIA F3選手権。これらのシリーズは既報の通り、チームの移動コストを削減するために2021年からラウンド数を減らして開催されることとなった。

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 ただ、それぞれ十分なレース数を確保するために、従来の1ラウンド2レース制から1ラウンド3レース制へと変更される。今季は12ラウンド24レースが予定されているF2は来季8ラウンド24レースとなり、レース数は据え置き。今季9ラウンド18レースで争われたF3に関しては7ラウンド21レースとなる。

 この変更は既にF1とFIAの承認を得ており、詳細なフォーマットについては後日発表される予定だ。

 なお、F2とF3は引き続きF1のサポートレースとして開催されるが、それぞれラウンド数が減少したことで、F2とF3が同じ週末に開催されることはなくなるようだ。これにより、F2とF3両方に参戦しているチームは、各週末でサーキットに向かう人員やリソースを削減することができる。

 また、これらのカテゴリーはエンジンやスペアパーツのリース費用も削減されるようだ。シリーズのプロモーターによると、各サプライヤーと合意に至ったことで、それらの料金が“大幅に”減少することになるという。

 コロナ禍を受けてのコスト削減の取り組みはこれだけではない。F2では2018年からダラーラの新シャシーを投入しているが、通常3年周期でシャシーを入れ替えるため、本来であれば2021年が新シャシーの投入時期となっている。しかしF2はその計画を見送り、現行のシャシーをさらに3年使用する予定であることを明らかにした。

 一方2019年から現行シャシーとなっているF3の新車投入時期は2022年の予定だが、F3は「次のシーズン(2022年シーズン)も同じものを使う可能性が高い」としている。

 F2とF3のCEOを務めるブルーノ・ミシェルは次のように語った。

「2005年にGP2シリーズがスタートして以来、我々はコスト管理に重きを置いてきた。今日では、これまで以上にそれを戦略の中心に据えなければいけない」

「今回発表する施策は、両選手権の運営方法だけでなく、カレンダーや週末のタイムテーブル、スポーティングレギュレーションにも影響を与えることになるため、極めて重要なものだ」

「さらに現在ふたつの選手権のどちらにも参戦しているチームは、コストを節約するために、一部のスタッフをふたつのカテゴリーに相互的に関わらせることができる」

「今後数年間の両選手権の安定性を確保するためにも、これらを可能な限り早急に実施しなければならないと強く感じている」

 

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