ショーン・ゲラエル、背骨骨折から3ヵ月ぶりに復帰。FIA F2バーレーン戦に出走
ショーン・ゲラエルは、バーレーンで行なわれるFIA F2の第11戦で5ラウンドぶりの復帰を果たすこととなった。
Sean Gelael, Dams
Mark Sutton / Motorsport Images
FIA F2第6戦バルセロナのレース1で背骨を骨折して以来、欠場が続いていたDAMSのショーン・ゲラエル。彼はバーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれる第11戦に出場することが決定。実に3ヵ月ぶりのカムバックとなった。
ゲラエルはバルセロナでのフィーチャーレースの終盤、カンポスのジャック・エイトケンと接触した後、縁石に衝突して宙を舞った。その後自力でマシンから脱出できなかったゲラエルはメディカルクルーによって救出され病院へ搬送されたが、結果D4と呼ばれる椎骨の骨折と診断された。
長期欠場を余儀なくされたゲラエルの代役にはレッドブル育成ドライバーのユーリ・ヴィップスが指名され、第7戦スパ・フランコルシャンから第10戦ソチまでの4ラウンドを戦った。第9戦ムジェロのレース2では3位表彰台を獲得している。
ゲラエルが出場する第11戦、第12戦は、共にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれる。第11戦は通常のグランプリサーキットで、最終戦となる第12戦は“アウターサーキット”と呼ばれる超高速レイアウトで開催される予定だ。
バーレーン戦のエントリーリストでは、DAMS以外にもドライバーの変更があった。HWAは今季のFIA F3でチャンピオン争いを演じたテオ・プルシェールを起用する。弱冠17歳のプルシェールはARTグランプリからF3に参戦し、最終的にチャンピオンとなったオスカー・ピアストリからわずか3ポイント差のランキング2位でシーズンを終えているが、今回がF2デビュー戦となる。
HWA17号車のシートは、今季最も動きの大きかったシートと言える。開幕からの9戦はジュリアーノ・アレジがドライブしていたが、アレジは松下信治の後釜として急遽MPモータースポーツに移籍。第10戦ソチでは、F3でHWAをドライブするジェイク・ヒューズがその穴を埋めた。しかしながら第11戦と第12戦でチームは、若きプルシェールを試す形となった。
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