リアム・ローソン、レギュレーション違反でレース2優勝取り消し。繰り上がりでティクトゥム優勝
FIA F2第2ラウンドモナコのレース2でトップチェッカーを受けたリアム・ローソンだが、彼はスタート時に禁止されたスロットルマップを使用していたことが認定され、レース2は失格の処分を受けた。
写真:: Formula Motorsport Ltd
モンテカルロ市街地サーキットで行なわれたFIA F2第2ラウンドモナコ。そのレース2はウエットコンディションで開始され、徐々に路面が乾いていく難しいレースとなったが、ハイテックのリアム・ローソンがライバルを退けてトップチェッカーを受けた。
しかしレース後、ローソンがスタート時に不適切なスロットルマップを使用したとして、F2技術規則の第3.6.5条違反の疑いでハイテックのグランプリマネージャーがスチュワードに召喚された。結果、ローソンは使用禁止のスロットルマップを使用していたと認定され、レース2失格の処分を受けることになった。
この処分の結果、レース2は繰り上がりでダニエル・ティクトゥム(カーリン)が優勝。2位はオスカー・ピアストリ(プレマ)、3位にはユーリ・ヴィップス(ハイテック)が入ることになった。
スチュワードによる報告には次のように記されている。
「ステアリングホイールの操作ノブの、ポジション1にプログラムされたスロットルマップは、フォーメーションラップ開始時、そしてレーススタート時の車速が時速50キロメートルに達するまで使用しなければならない。そしてカーナンバー7番(ローソン)はレーススタート時に異なるスロットルマップを使用した」
「この問題を広範に考慮し、スチュワードはカーナンバー7番がテクニカルレギュレーションに違反していると認定し、レース2の結果を失格とすると判断した」
「競技者はFIAの国際スポーツコード及び懲戒規則に従い、スチュワードの決定に抗議する権利を有している」
22日には全42周で行なわれるレース3も予定されており、ローソンはこのレースを12番手からスタートする予定だ。
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