ルノー育成のルンガー、トライデントからFIA F2最終戦に出場へ
ルノー育成ドライバーのクリスチャン・ルンガーは、FIA F2ヤス・マリーナ戦にトライデントから出場し、同カテゴリーデビューを果たす。
写真:: Carl Bingham / Motorsport Images
今季のFIA F3でランキング6位となったクリスチャン・ルンガーは、FIA F2最終戦ヤス・マリーナラウンドでトライデントからF2デビューを果たすこととなった。
18歳のデンマーク人であるルンガーは、2018年にフォーミュラルノー・ユーロカップでマックス・フュートレルに次ぐランキング2位を獲得すると、2019年は名門ARTグランプリからFIA F3に参戦した。
FIA F3デビュー戦となった開幕戦バルセロナのレース1でトップチェッカーを受け(バーチャルセーフティカー時の違反により2位に降格)、ハンガリー戦レース1で初優勝を飾るなど、ルンガーは随所で光る速さを見せ、同僚となった前年のライバル、フュートレルをランキングで大きく上回った。
その活躍が認められてか、ルンガーはジュリアーノ・アレジのチームメイトとしてFIA F2デビューを果たすこととなった。ルノーの育成ドライバーである彼は、今回の決定に際して次のようにコメントした。
「F2デビューを果たせることを誇りに思うし、興奮している」
「ルノー・スポール・アカデミー、トライデント、そして僕を信頼してくれているパートナーの方達に感謝したい」
「選手権の最終ラウンドに参加することは大きな挑戦になるけど、僕にとって素晴らしい経験になるだろう」
「F2(デビュー)は大きなステップアップだ。レースでは常に激しいバトルが繰り広げられていて、優位な展開に持ち込むには戦略的な走りをする必要がある。レースで僕たちに何ができるのかを確かめるのが楽しみだ」
トライデントのチーム監督であり、自身も2008年〜2010年まで同カテゴリー(当時はGP2)に参戦していたジャコモ・リッチもコメントを寄せ、ルンガーについて語った。
「クリスチャン・ルンガーのような若く才能あふれるドライバーを迎え入れることができ、非常に嬉しく思う。彼は現在のモータースポーツにおいて、最も有望なドライバーのひとりだ」
「クリスチャンは今年、ルーキーとしてFIA F3で素晴らしいシーズンを過ごした。彼をトラックで見る度に、私はそのスキルの高さに驚かされた」
「トライデントにとっても、クリスチャンを乗せることはチームに良い結果を与えるチャンスとなる上に、彼の成長にも貢献できる。我々はF2デビューを果たす彼をサポートするために最善を尽くす」
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