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松下信治、5年目の挑戦。大きな決断の裏にある“信念”と“手応え”

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松下信治、5年目の挑戦。大きな決断の裏にある“信念”と“手応え”
執筆:
協力: Jamie Klein
2020/02/18 22:45

MPモータースポーツに移籍しFIA F2での5年目に挑む松下信治は、チームの体制強化に手応えを感じており、優勝、そしてタイトルを狙うことができると語った。

 2019年はカーリンからFIA F2に参戦し、2勝を挙げた松下信治。彼は今季MPモータースポーツに移籍し、新天地で同カテゴリー5年目を迎える。

 F1を目指す26歳の松下にとって、今季はF2でランキング4位以上に入り、スーパーライセンスポイントを合計40点にすることが最低限の目標となるだろう。

 ホンダがレッドブルやアルファタウリと共にF1を戦っている今、彼は何としてもF1へステップアップするチャンスをものにしたいと意気込んでいる。

 MPモータースポーツとの契約が発表される前、オランダのロッテルダムにある同チームのファクトリーを訪問した松下は、motorsport.comに対し次のように語った。

「僕自身は(F1にステップアップする)準備ができています。あとは“チケット”が必要です」

「僕がしなければいけないことはいたってシンプルです。良い仕事をしてタイトルを獲得すること、最低でもスーパーライセンスを獲得することです」

「こういう言い方はしたくありませんが、そこから先は僕のコントロールできることではありません。全てのタイミングが合う必要があります。とにかく僕にできることは、F2で良い仕事をすることです」

「僕は4歳の頃からF1を夢見てきました。今はホンダがF1に参戦していますが、これは日本人ドライバーにとってもチャンスです。メーカーのつながりなしでF1に行くのは難しいですから。でも、今はホンダがF1にいて、僕はホンダのドライバーです。そこに1%でも可能性があるのならば、僕は諦めずに挑戦したいです」

 F2で5シーズン目を送ることが決まった松下だが、当初は日本に再び戻り、ホンダのドライバーとしてスーパーGTとスーパーフォーミュラを戦うのではないかと噂されていた。現に昨年12月に行なわれたスーパーフォーミュラのルーキーテストではThreeBond DragoCORSEから参加した。

 松下は、実際にホンダからスーパーGTとスーパーフォーミュラの参戦オファーを受けていたことを明らかにした。しかし、彼は最終的にF1にたどり着けるかどうかに関わらず、国際的な舞台で活躍したいという想いが強く、F2でレースを続けることを選んだと語った。

「確かにそれは僕にとって大きな決断となりました」

「もちろん、僕の現時点での目標はF1です。ただそれと同時に、僕は世界で活躍するドライバーになりたいんです」

「例えば、インディカーやフォーミュラEといったインターナショナルなカテゴリーにも挑戦したいですし、そこで世界クラスのドライバーたちと競い合いたいと思っています」

「スーパーGTやスーパーフォーミュラも、もちろん素晴らしい選手権ですし、レベルも高いです。ただ、レースは(基本的に)日本でしか開催されないですし、そのほとんどが日本人ドライバーです。やはり僕にとって魅力的なのはヨーロッパのレースですし、それが今回の決断に至った理由です」

数あるオファーの中からMPモータースポーツを選んだ理由

Jordan King, MP Motorsport

Jordan King, MP Motorsport

Photo by: Joe Portlock / Motorsport Images

 松下が2020年シーズンを戦うMPモータースポーツは、彼が過去に所属したARTグランプリやカーリンと比較すると、戦績の劣るチームと言える。MPモータースポーツはGP2時代の2013年から参戦しているが、過去7シーズンで優勝は2回。いずれもリバースグリッドで行なわれたレース2での勝利だ。昨年はジョーダン・キング、マハーヴィール・ラグナタンを擁し、チームランキング7位だった。

 しかしながら、松下はMPモータースポーツでタイトルを争うことは現実的なことだと考えている。彼曰く、チームはオフシーズンの間に体制を強化しているといい、現に昨年カーリンで松下の担当エンジニアを務めたダニエル・ロッシを引き抜いている。

 他のF2チームからのオファーもあったという松下だが、彼はそんな中でMPモータースポーツを選んだ理由について、次のように話した。

「彼ら(MPモータースポーツ)は僕のことを信頼してくれています」

「チームはこの冬にいくつかのものを見直し、進歩を遂げました。また昨シーズンにカーリンで僕と共に仕事をしたエンジニアも、ここ(MPモータースポーツ)に移ってきました。僕と彼は非常に良い関係を築いていて、これまで良い仕事ができています」

「知っての通り、F2ではタイヤマネジメントが重要です。それを理解するにはドライバーの力だけでは限界があるので、エンジニアとデータ分析をします。そういった点でも、エンジニアはとても重要と言えます。僕のエンジニアは経験豊富なので、彼の存在はプラスになるでしょう」

「僕たちはチャンピオンを争うことができると自信を持って言えます。彼ら(MPモータースポーツ)が僕にこんな素晴らしいチャンスを与えてくれたこと、それがこのチームを選んだ理由です」

 体制強化を目指すMPモータースポーツに“エース”として迎え入れられた松下。これは、彼が昨シーズンに見せた力強いパフォーマンスが高く評価されている証拠だと言えるだろう。

 チームとドライバーが、互いに信頼し合う……そんなこの上ない環境の下で、松下の“F1行きの切符”をかけた戦いが、再び始まろうとしている。

 

Interview by Erwin Jaeggi

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この記事について

シリーズ FIA F2
ドライバー 松下 信治
執筆者 戎井健一郎