松下信治、大クラッシュに巻き込まれるも負傷なし。念のため一晩入院
松下信治は、F2ソチ戦レース2で大クラッシュに見舞われ病院に搬送されたが、検査の結果負傷はなかったようだ。
Nobuharu Matsushita, Carlin
Joe Portlock / Motorsport Images
FIA F2選手権のソチラウンド、レース2のスタート直後にクラッシュに巻き込まれた松下信治(カーリン)は検査の結果、負傷は見つからなかったと発表された。
クラッシュは、レース2のオープニングラップで発生した。ポールポジションからスタートしたニキータ・マツェピン(ARTグランプリ)は、最初のブレーキングポイントであるターン2で止まりきれず、2番手のジャック・エイトケン(カンポス)と共にランオフエリアに飛び出した。
ターン2を飛び出したマシンは、ランオフエリアに設置された矢印看板の外側を通ってコースに復帰しなければいけないルールとなっていたが、マツェピンはこのルールに従わなかった。エイトケンはこの指示に従ったが、コースに復帰するところで2台のラインが交錯し、接触してしまった。
マツェピンのマシンは弾き飛ばされ、コース上へ。通常通りコーナーをクリアした松下のマシンに突っ込んだ。その衝撃で松下のマシンはバリアに激突してしまったのだ。
マツェピンは自力でマシンから降りることができたが、松下は激しい衝撃を受けていたため、マシンから降りるのに時間がかかった。マツェピンと松下は病院に搬送されたが、F2はふたりに大きな外傷がないことを発表していた。
レース終了から5時間が経過し、F2は次のように声明を出した。
「松下信治とニキータ・マツェピンは、今日のレース2での激しいクラッシュの後、負傷していないことが確認された」
「ふたりはレースのオープニングラップ中に衝突し、赤旗が出された。マツェピンはマシンから降りることができたが、松下は医療スタッフにより助け出された」
「彼らはどちらも意識があり、予防的検査のためにソチ病院に搬送された」
「ニキータ・マツェピンはチェックの結果、問題なしと診断された。松下信治はスキャンで負傷は見つからなかったが、一晩病院に留まり、明日に再び検査を受ける」
赤旗で中断されたレース2は、15周に短縮されて再開。ルカ・ギオット(ユニ・ヴィルトゥオーシ)が優勝した。
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