F2アブダビテスト最終日:マゼピンがトップタイム。角田裕毅は7番手
FIA F2のアブダビポストシーズンテスト最終日が行なわれ、ニキータ・マゼピンがトップタイムを記録した。角田裕毅は7番手でテストを終えた。
写真:: Joe Portlock / Motorsport Images
アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行なわれたFIA F2のポストシーズンテスト。最終日にトップタイムをマークしたのはニキータ・マゼピン(カーリン)で、タイムは1分50秒473だった。日本勢は角田裕毅(カーリン)が7番手、佐藤万璃音(トライデント)が17番手だった。
午後のセッションの終盤に突然雨が降ってきたことにより、各チームは最後の予選シミュレーションを断念せざるを得なかった。そのため、ほとんどのドライバーは午前中に記録したタイムがベストタイムとなった。
トップタイムとなったのは、カーリンのマシンをドライブしたマゼピン。今季ARTグランプリからFIA F2にフル参戦し、ランキング18位に終わったマゼピンだが、今回のテストでは安定して上位につけた。
2番手はユニ-ヴィルトゥオーシからの2020年シーズン参戦が決定しているカラム・アイロット。3番手には初日、2日目とトップタイムを記録したルイ・デレトラ(チャロウズ)が入った。なお、デレトラが2日目に記録した1分50秒124が今回のテストの最速タイムとなった。
今季はトライデントからF2に参戦しながらも、資金的な問題もあっていくつかのラウンドを欠場したラルフ・ボシュング。彼はテスト2日目からMPモータースポーツのマシンのステアリングを握った。そして2日目に7番手タイムを記録すると、最終日には4番手につけ、その速さをアピールした。
5番手には今季スーパーフォーミュラに参戦した元レッドブル育成のダニエル・ティクトゥム(DAMS)、6番手には今季のFIA F3チャンピオンであるロバート・シュバルツマン(プレマ)が入った。
そして7番手につけたのが角田。1分51秒118を記録し、テスト最終日にして初めてトップ10に名を連ねた。今季終盤にカンポスから参戦した佐藤万璃音(トライデント)は1分51秒899で17番手だった。
■FIA F2アブダビポストシーズンテスト:最終日タイム結果
1.ニキータ・マゼピン(カーリン)1分50秒473
2.カラム・アイロット(ユニ-ヴィルトゥオーシ)1分50秒502
3.ルイ・デレトラ(チャロウズ)1分50秒623
4.ラルフ・ボシュング(MPモータースポーツ)1分50秒783
5.ダニエル・ティクトゥム(DAMS)1分50秒916
6.ロバート・シュバルツマン(プレマ)1分51秒085
7.角田裕毅(カーリン)1分51秒118
8.周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)1分51秒129
9.ペドロ・ピケ(チャロウズ)1分51秒158
10.ミック・シューマッハー(プレマ)1分51秒171
11.フェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)1分51秒341
12.クリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)1分51秒429
13.ニコ・カリ(カンポス)1分51秒467
14.マーカス・アームストロング(ARTグランプリ)1分51秒494
15.ショーン・ゲラエル(DAMS)1分51秒547
16.アーテム・マルケロフ(HWA)1分51秒780
17.佐藤万璃音(トライデント)1分51秒899
18.ジュリアーノ・アレジ(HWA)1分51秒972
19.ギリェルメ・サマイア(カンポス)1分52秒223
20.ロイ・ニッサニー(トライデント)1分52秒998
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