登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
速報ニュース

F2ストーブリーグも本格始動。プレマはシュバルツマン&F3王者ピアストリの布陣に

2021年シーズンに向けたFIA F2のストーブリーグも徐々に動きを見せ始めている。2020年のチャンピオンチームであるプレマは、オスカー・ピアストリとロバート・シュバルツマンを起用することとなった。

Oscar Piastri, Prema Racing, with his trophy

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 2020年のFIA F2も、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれた第12ラウンドをもって閉幕。プレマのミック・シューマッハーがチャンピオンに輝いた。それに伴い、来季のドライバーラインアップも徐々にではあるが明らかになってきた。

 今季のチャンピオンチームであるプレマは、オスカー・ピアストリとロバート・シュバルツマンのコンビで2021年シーズンを戦うことを発表した。

 ルノー育成ドライバーのピアストリは今季、プレマからFIA F3に参戦。ローガン・サージェントやテオ・プルシェールと激しいタイトル争いを繰り広げた末、ムジェロで行なわれた最終戦で見事王座を手にした。彼はチャンピオンとなった数週間後、F2にステップアップすることを早くから認めていたが、そのチーム名は明かしていなかった。

Read Also:

「2021年のFIA F2選手権をプレマで戦えることにとてもワクワクしている」

 そうピアストリは語った。

「僕たちは2020年シーズン、F3のチャンピオンを獲得するなど大成功を収めたので、来季も彼らと一緒に成功を収めたいと思っている」

「プレマは今年もF2で勝てるチームであることを証明してくれたので、この選手権に昇格し、彼らと共に戦えることをとても嬉しく思っている。これからもプレマファミリーの一員でいられることに感謝しているし、これからもピザとパスタを楽しみに過ごすよ!」

 ピアストリのチームメイトとしてチームに残留するのがシュバルツマンだ。シュバルツマンは2019年のFIA F3チャンピオンで、F2昇格1年目となった今季はルーキーながら全ドライバー中最多の4勝を挙げ、ランキング4位となった。彼は来季もプレマに残り、ピアストリと“F3王者コンビ”を組むこととなった。

「2021年もプレマと共にF2を走ることができて嬉しい」とシュバルツマン。

「僕たちの目標はもちろん勝つこと、リザルトの面で今季よりも前進することだ。一生懸命働いてマシンを良くするだけでなく、共に1年間楽しみたい」

「(プレマと)共に働くのは4年目になるけど、それを最大限活かしたい。僕をサポートしてくれる全ての人たちに感謝したい」

 また、プレマのチーム代表を務めるルネ・ロジンはふたりについて次のようにコメントした。 

「オスカーのレーサーとしての才能は、その卓越したスピードに留まらない。彼は今日のモータースポーツの複雑さを理解しており、順応性が非常に高い」

「2020年シーズンを通して彼の進歩と成功を目の当たりにしてきたので、我々の関係をFIA F2という次のステップに移すことはごく自然なことだ。彼とバーレーンで会えることを楽しみにしている」

「ロバートに関しては本当に稀有な才能を持っているので、来年彼がもう一歩ステップを踏むのを楽しみにしている。彼はF2で優勝争いができることをすぐに証明したので、2021年はそれを土台に一貫性のあるドライバーになって欲しいと思っている」

■ドルゴビッチは強豪ユニ-ヴィルトゥオーシに。苦労人ボシュングはカンポスからF2にカムバック

 今季ルーキーながらMPモータースポーツで1ポールポジション・3勝と好成績を残したフェリペ・ドルゴビッチは、強豪ユニ-ヴィルトゥオーシに移籍することとなった。ユニ-ヴィルトゥオーシは前身のロシアンタイム時代にチームチャンピオンに輝いた経験もあり、昨季、今季は共にチームランキング2位となっている。

 また、過去3シーズンF2を戦った経験があるラルフ・ボシュングはカンポスからの参戦が発表された。2017年にカンポス、2018年にMPモータースポーツ、2019年にトライデントからF2に参戦したが、いずれもシーズン途中でシートを明け渡す形となったボシュング。2020年シーズンは資金を集めることができずF2に参戦できなかったが、2021年に古巣カンポスからカムバックを果たすことが決まった。

 なお、12月8日(火)からはバーレーンでの3日間に渡るF2ポストシーズンテストがスタートした。日本勢からは佐藤万璃音が2020年シーズンの所属チームであるトライデントから参加している。以下がそのエントリーリストだ。

■2020年FIA F2ポストシーズンテスト:エントリーリスト

DAMS:ロイ・ニッサニー/マーカス・アームストロング
ユニ-ヴィルトゥオーシ:周冠宇/クレメント・ノバラク/フェリペ・ドルゴビッチ
ARTグランプリ:テオ・プルシェール/クリスチャン・ルンガー
カーリン:ユアン・ダルバラ/ダニエル・ティクトゥム
カンポス:ラルフ・ボシュング/ローガン・サージェント
チャロウズ:カラム・アイロット/デビッド・ベックマン/ギリェルメ・サマイア
MPモータースポーツ:リリム・ツェンデリ/ルイ・デレトラ
HWA:ロベルト・メリ/マッテオ・ナニーニ
プレマ:オスカー・ピアストリ/ロバート・シュバルツマン
トライデント:クレメント・ノバラク/ベント・ビスカール/佐藤万璃音
ハイテック:ユーリ・ヴィップス/リアム・ローソン

 

Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 自らが果たせなかった“夢の続き”をF1で……佐藤琢磨、角田裕毅に想い託す
次の記事 レッドブル代表、ユーリ・ヴィップスの来季F2参戦を認める「間違いなく才能がある」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本