レースレポート
FIA F2 イモラ
岩佐歩夢、スタート出遅れ響き5位。佐藤万璃音は好走実らず11位。優勝プルシェール|F2イモラレース2
FIA F2選手権の第3戦イモラのレース2が行なわれ、テオ・プルシェール(ARTグランプリ)が荒れたレースを勝利した。
公開日時: 2022/04/24 9:57
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

FIA F2選手権の第3戦、レース2がイモラ・サーキットで行なわれ、テオ・プルシェール(ARTグランプリ)が勝利した。
レース2はピットイン義務のある35周のレース。グリッドは予選結果順に並び、ポールポジションはユーリ・ヴィップス。2番手フロントロウには、岩佐歩夢(DAMS)が並んだ。佐藤万璃音(ヴィルトゥオーシ・レーシング)は22番手からのスタートだ。
スタートで飛び出し、トップに立ったのはロイ・ニッサニー(DAMS)。ラルフ・ボシュング(カンポス)も2番手に続いた。フロントロウの2台は蹴り出し悪く、岩佐は3番手となった。
3番グリッドのジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ・レーシング)は、加速が鈍ったヴィップスを避けようとラインを変え、デニス・ハウガー(プレマ)と接触。その反動でヴィップスのリヤにも接触し、サスペンションにダメージを負ったことでピットでレースを終えた。
また、ハウガーもグラベルでマシンストップ。これによりセーフティカー(SC)が出動し、レースは5周目に再開となった。
このリスタートで岩佐はうまく加速し、ボシュングのインを狙ったがオーバーテイクはならず。トップのニッサニーはファステストラップを叩き出して後続を引き離しにかかった。
すると6周目、ヴィップスがグラベルにタイヤを落としてコントロールを失い、スピンアウト。グラベルでレースを終え、悔しさを爆発させた。
これで早くも2度目のSC出動。7周目を完了するタイミングで、スーパーソフトタイヤでスタートしたマシンが続々とピットになだれ込んだ。ここで岩佐は、チームメイトであるニッサニーのピット作業が終わるまで待たされ、大きくタイムロスし17番手。ピットストップしたマシンの中でも8番手でコースに復帰することになった。
10周目にレース再開。首位はミディアムタイヤを履くユアン・ダルバラ(プレマ)。ハイテックのマーカス・アームストロングが続いた。同じくミディアムタイヤスタートでステイアウトした佐藤は6番手でリスタートを迎えた。
ダルバラはファステストラップを連発し、後続を引き離しにかかる。佐藤もペースが上がらないジェイク・ヒューズ(VAR)にDRSを使って襲いかかり、15周目にオーバーテイクを成功させた。
ミディアムタイヤでスタートしたマシンも、タイヤをセーブしているのか徐々にペースダウン。数珠つなぎの隊列で動きの少ない展開が続いたが、ニッサニーが21周目のターン18出口でオーバーランし、ウォールにクラッシュ。優勝に向けて実質首位を走り、視界良好だった中でもったいないミスとなった。これで実質トップにはプルシェールが浮上した。
ピットレーンにデブリが落ちたことで、ピットレーンクローズの上、バーチャル・セーフティカーが出された。25周目に入ったところでレース再開となると、翌周からステイアウト組が続々とピットイン。スーパーソフトタイヤを履いたが、首位を走っていたダルバラですら14番手まで後退した。
フェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)や佐藤はミディアムタイヤをうまく保たせているようで、好ペースを維持したままピットインを遅らせる。後方では、プルシェールが後続とのギャップを築いた一方、実質2番手のボシュング以下は大集団となっており、激しい接近戦が繰り広げられた。
岩佐を含む集団で2位争いが激化する中、リアム・ローソン(カーリン)がクラッシュし、SCが出動。ドルゴビッチと佐藤にとってはピットインの大チャンスだったが、2台はすでにピット入り口を通過。それでも翌周のピットインでロスタイムは比較的少なく済み、ドルゴビッチは10番手、佐藤は11番手でコースに復帰した。
だがレースはSC先導のままファイナルラップに突入し、順位確定。プルシェールがトップチェッカーを受けた。2位はローソンのクラッシュ直前にボシュングを交わしたエンツォ・フィッティパルディ(チャロウズ)。3位はボシュングとなった。
岩佐は最終的に5位フィニッシュ。2番手スタート、オープニングラップは3番手を走っていただけに、悔しい結果となった。スタートで出遅れ、ニッサニーの後塵を拝したことが大きく響いてしまった。
佐藤はミディアムタイヤで好ペースを発揮、最後のSCのタイミングがあと少し違っていれば……と思わずにはいられない11位。惜しくもポイントには届かなかった。
Read Also:
- スプリント鮮やか勝利のフェルスタッペン「まるで、ルクレールとの”持久戦”のようだった」
- ルクレール、計算外のグレイニングに泣く「決勝で勝つためには、これを解決しないと」
- 角田裕毅、スプリント12位にはひとまず満足。「今日のペースは良かった。でも決勝に向けてやることがある」
- 僕はまだ勝てる……! フェラーリのサインツJr.、スプリントレースでの再起でF1初優勝に望み繋げる
- アームストロングが逃げ切り優勝。岩佐歩夢は惜しくもポイント届かず9位|F2第3戦イモラレース1
順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 差 前車との差 Mph ポイント 1 テオ プルシェール
ARTグランプリ 35 - 25 2
エンツォ フィッティパルディ
チャロウズ 35 0.300 0.300 0.300 18 3
ラルフ ボシュング
カンポス 35 0.700 0.700 0.400 15 4
クレメント ノバラク
MPモータースポーツ 35 1.400 1.400 0.700 12 5
岩佐 歩夢
DAMS 35 1.800 1.800 0.400 10 フルリザルトを見る
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 アームストロングが逃げ切り優勝。岩佐歩夢は惜しくもポイント届かず9位|F2第3戦イモラレース1
次の記事 FIA F2、ロシア・ソチ戦中止によりポール・リカール戦で追加開催……7月のF1フランスGPに併催
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
最新ニュース

フェルスタッペンにペナルティなし! 黄旗区間で追い越しも、十分減速との裁定……ポールポジション剥奪されず
F1
F1 F1
シンガポールGP
42 分前
フェルスタッペンにペナルティなし! 黄旗区間で追い越しも、十分減速との裁定……ポールポジション剥奪されず

F1シンガポールGPのスプリント予選でまたもソフトウェアにトラブル。人的ミスが原因で、一時オーバーテイクモード無効「一部の車両に影響を与えた」
F1
F1 F1
シンガポールGP
2 時間前
F1シンガポールGPのスプリント予選でまたもソフトウェアにトラブル。人的ミスが原因で、一時オーバーテイクモード無効「一部の車両に影響を与えた」

フェルスタッペンが今回も速い! 過去未勝利の”鬼門”で最速。大逆転目指すラッセル意地の2番手。アロンソ15番手|F1シンガポールGPスプリント予選
F1
F1 F1
シンガポールGP
4 時間前
フェルスタッペンが今回も速い! 過去未勝利の”鬼門”で最速。大逆転目指すラッセル意地の2番手。アロンソ15番手|F1シンガポールGPスプリント予選

F1シンガポールGPスプリント予選速報|フェルスタッペン驚速でスプリントPP獲得! ラッセルが2番手。アロンソはSQ1突破も15番手
F1
F1 F1
シンガポールGP
4 時間前
F1シンガポールGPスプリント予選速報|フェルスタッペン驚速でスプリントPP獲得! ラッセルが2番手。アロンソはSQ1突破も15番手
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録