レースレポート

FIA F2 イモラ

岩佐歩夢、スタート出遅れ響き5位。佐藤万璃音は好走実らず11位。優勝プルシェール|F2イモラレース2

FIA F2選手権の第3戦イモラのレース2が行なわれ、テオ・プルシェール(ARTグランプリ)が荒れたレースを勝利した。

公開日時: 2022/04/24 9:57

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Theo Pourchaire, ART Grand Prix

 FIA F2選手権の第3戦、レース2がイモラ・サーキットで行なわれ、テオ・プルシェール(ARTグランプリ)が勝利した。

 レース2はピットイン義務のある35周のレース。グリッドは予選結果順に並び、ポールポジションはユーリ・ヴィップス。2番手フロントロウには、岩佐歩夢(DAMS)が並んだ。佐藤万璃音(ヴィルトゥオーシ・レーシング)は22番手からのスタートだ。

 スタートで飛び出し、トップに立ったのはロイ・ニッサニー(DAMS)。ラルフ・ボシュング(カンポス)も2番手に続いた。フロントロウの2台は蹴り出し悪く、岩佐は3番手となった。

 3番グリッドのジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ・レーシング)は、加速が鈍ったヴィップスを避けようとラインを変え、デニス・ハウガー(プレマ)と接触。その反動でヴィップスのリヤにも接触し、サスペンションにダメージを負ったことでピットでレースを終えた。

 また、ハウガーもグラベルでマシンストップ。これによりセーフティカー(SC)が出動し、レースは5周目に再開となった。

 このリスタートで岩佐はうまく加速し、ボシュングのインを狙ったがオーバーテイクはならず。トップのニッサニーはファステストラップを叩き出して後続を引き離しにかかった。

 すると6周目、ヴィップスがグラベルにタイヤを落としてコントロールを失い、スピンアウト。グラベルでレースを終え、悔しさを爆発させた。

 これで早くも2度目のSC出動。7周目を完了するタイミングで、スーパーソフトタイヤでスタートしたマシンが続々とピットになだれ込んだ。ここで岩佐は、チームメイトであるニッサニーのピット作業が終わるまで待たされ、大きくタイムロスし17番手。ピットストップしたマシンの中でも8番手でコースに復帰することになった。

 10周目にレース再開。首位はミディアムタイヤを履くユアン・ダルバラ(プレマ)。ハイテックのマーカス・アームストロングが続いた。同じくミディアムタイヤスタートでステイアウトした佐藤は6番手でリスタートを迎えた。

 ダルバラはファステストラップを連発し、後続を引き離しにかかる。佐藤もペースが上がらないジェイク・ヒューズ(VAR)にDRSを使って襲いかかり、15周目にオーバーテイクを成功させた。

 ミディアムタイヤでスタートしたマシンも、タイヤをセーブしているのか徐々にペースダウン。数珠つなぎの隊列で動きの少ない展開が続いたが、ニッサニーが21周目のターン18出口でオーバーランし、ウォールにクラッシュ。優勝に向けて実質首位を走り、視界良好だった中でもったいないミスとなった。これで実質トップにはプルシェールが浮上した。

 ピットレーンにデブリが落ちたことで、ピットレーンクローズの上、バーチャル・セーフティカーが出された。25周目に入ったところでレース再開となると、翌周からステイアウト組が続々とピットイン。スーパーソフトタイヤを履いたが、首位を走っていたダルバラですら14番手まで後退した。

 フェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)や佐藤はミディアムタイヤをうまく保たせているようで、好ペースを維持したままピットインを遅らせる。後方では、プルシェールが後続とのギャップを築いた一方、実質2番手のボシュング以下は大集団となっており、激しい接近戦が繰り広げられた。

 岩佐を含む集団で2位争いが激化する中、リアム・ローソン(カーリン)がクラッシュし、SCが出動。ドルゴビッチと佐藤にとってはピットインの大チャンスだったが、2台はすでにピット入り口を通過。それでも翌周のピットインでロスタイムは比較的少なく済み、ドルゴビッチは10番手、佐藤は11番手でコースに復帰した。

 だがレースはSC先導のままファイナルラップに突入し、順位確定。プルシェールがトップチェッカーを受けた。2位はローソンのクラッシュ直前にボシュングを交わしたエンツォ・フィッティパルディ(チャロウズ)。3位はボシュングとなった。

 岩佐は最終的に5位フィニッシュ。2番手スタート、オープニングラップは3番手を走っていただけに、悔しい結果となった。スタートで出遅れ、ニッサニーの後塵を拝したことが大きく響いてしまった。

 佐藤はミディアムタイヤで好ペースを発揮、最後のSCのタイミングがあと少し違っていれば……と思わずにはいられない11位。惜しくもポイントには届かなかった。

 

Read Also:

順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 差 前車との差 Mph ポイント 1 France テオ プルシェール France ARTグランプリ 35 -       25 2 Brazil エンツォ フィッティパルディ Czech Republic チャロウズ 35 0.300 0.300 0.300   18 3 Switzerland ラルフ ボシュング Spain カンポス 35 0.700 0.700 0.400   15 4 Switzerland クレメント ノバラク Netherlands MPモータースポーツ 35 1.400 1.400 0.700   12 5 Japan 岩佐 歩夢 France DAMS 35 1.800 1.800 0.400   10 フルリザルトを見る

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 アームストロングが逃げ切り優勝。岩佐歩夢は惜しくもポイント届かず9位|F2第3戦イモラレース1

次の記事 FIA F2、ロシア・ソチ戦中止によりポール・リカール戦で追加開催……7月のF1フランスGPに併催

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

最新ニュース



フェルスタッペンにペナルティなし! 黄旗区間で追い越しも、十分減速との裁定……ポールポジション剥奪されず

F1

F1 F1

シンガポールGP

42 分前

フェルスタッペンにペナルティなし! 黄旗区間で追い越しも、十分減速との裁定……ポールポジション剥奪されず



F1シンガポールGPのスプリント予選でまたもソフトウェアにトラブル。人的ミスが原因で、一時オーバーテイクモード無効「一部の車両に影響を与えた」

F1

F1 F1

シンガポールGP

2 時間前

F1シンガポールGPのスプリント予選でまたもソフトウェアにトラブル。人的ミスが原因で、一時オーバーテイクモード無効「一部の車両に影響を与えた」



フェルスタッペンが今回も速い! 過去未勝利の”鬼門”で最速。大逆転目指すラッセル意地の2番手。アロンソ15番手|F1シンガポールGPスプリント予選

F1

F1 F1

シンガポールGP

4 時間前

フェルスタッペンが今回も速い! 過去未勝利の”鬼門”で最速。大逆転目指すラッセル意地の2番手。アロンソ15番手|F1シンガポールGPスプリント予選



F1シンガポールGPスプリント予選速報|フェルスタッペン驚速でスプリントPP獲得! ラッセルが2番手。アロンソはSQ1突破も15番手

F1

F1 F1

シンガポールGP

4 時間前

F1シンガポールGPスプリント予選速報|フェルスタッペン驚速でスプリントPP獲得! ラッセルが2番手。アロンソはSQ1突破も15番手

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録