レッドブル代表、ユーリ・ヴィップスの来季F2参戦を認める「間違いなく才能がある」
レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、育成ドライバーであるユーリ・ヴィップスが2021年はFIA F2に参戦することになるだろうと認めた。
Juri Vips, Dams
Steven Tee / Motorsport Images
レッドブル育成ドライバーのひとりであるユーリ・ヴィップスにとって、コロナ禍に見舞われた2020年シーズンは難しい1年となった。日本のスーパーフォーミュラに参戦する予定となっていたが、渡航制限の関係で来日が叶わず。プランを変更してフォーミュラ・リージョナル欧州選手権に参戦していたが、負傷したショーン・ゲラエルの代役として、FIA F2にもDAMSから4ラウンド出場し3位表彰台を1度記録した。
いずれのカテゴリーにもフルタイムで参戦できず、消化不良の年となった感のあるヴィップスだが、2021年シーズンはF2にフル参戦することになるだろうと広く予想されていた。
ヴィップスはアブダビで行なわれるF1ポストシーズンテストにレッドブルから参加するが、それに先駆けてレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ヴィップスが来季F2に参戦する予定であることを認めた。
「彼はジュニアチームの一員だし、才能のあるドライバーであることは間違いない」
そうホーナーは語った。
「彼は今年難しいシーズンとなっている。日本のスーパーフォーミュラでレースをすることになっていたが、それが実現しなかったからだ」
「彼はF2で何度かレースをしたが、間違いなく才能がある。彼は来季F2でレースをすることになるだろう」
ヴィップスは先日バーレーンで行なわれたF2のポストシーズンテストにハイテックから参加。同じくレッドブル育成のリアム・ローソンとパートナーを組み、ヴィップスが総合5番手、ローソンが総合6番手でテストを終えた。2019年にハイテックからFIA F3に参戦しランキング4位となったヴィップスだが、F2でもこのハイテックのマシンをドライブする可能性が高いと見られている。
来季のF2のドライバーラインアップに関しては、まだ4席しか確定していない。プレマはロバート・シュバルツマンを残留させ、FIA F3王者のオスカー・ピアストリを昇格させる。ユニ-ヴィルトゥオーシはF2ルーキーイヤーで印象的な活躍を見せたフェリペ・ドルゴビッチをMPモータースポーツから獲得し、カンポスはラルフ・ボシュングを4年ぶりにチームに招き入れた。
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